「アゲイン 28年目の甲子園」「バンクーバーの朝日」といった野球映画や、リドリー・スコット監督(「グラディエーター」)の「エクソダス 神と王」といったスペクタクル映画まで、年末から新年にかけて、新作が公開される。
ちょっと地味めな「ジミー、野をかける伝説」(原題:Jimmy's Hall、「麦の穂を揺らす風」のケン・ローチ監督最新作)なんていうのもある。
■「アゲイン 28年目の甲子園」は、28年間しまいこまれていた一つの真実が、今・・・ということで、中井貴一が主演。共演は柳葉敏郎、和久井映見、波璃、元投手・工藤の息子・工藤阿須加(「ルーズヴェルト・ゲーム」)、堀内敬子など。
■ 「バンクーバーの朝日」は、フジテレビ開局55周年記念作品で、フジなのに朝日でいいのかと言うツッコミはないと思うが、世界で活躍する日本人の先駆者の物語。出演は、この数年の活躍が著しい妻夫木聡のほか宮崎あおい、佐藤浩市、池松壮亮(「紙の月」)、勝地涼など。
東京で仕事に追われながらつらい恋愛をしていた堂薗つぐみ(榮倉奈々)が祖母の死をきっかけに田舎の一軒家に住むことになり、そこに強引に住み込み始めた大学教授の海江田醇(豊川悦司)に戸惑いながらも次第に心を開いていく様を描いている。
■「サンバ」は、「最強のふたり」が痛快だった監督X主演のコンビが復活する。
ビザなし、金なし、住所なしという主人公の名前がサンバ。
フランスでまたもや大ヒットを記録したというのだが・・・。
■「ジャッジ 裁かれる判事」は、容疑者の判事にロバート・デュヴァル(83)、その息子である弁護人にロバート・ダウニーJr.が扮しているが、判事の容疑がまさかの殺人だった。法廷サスペンスは面白そうだ。
ロバート・デュヴァルは、「ブリット」でも出ていたが、なんといっても「ゴッドファーザー」の冷静沈着な顧問弁護士がよかった。息の長い俳優だ。
■「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は、は原題のままのカタカナの邦題。
こんなタイトルは覚えられないし、ひどい!(笑)。宣伝文句を見たら「女性のためのラブ・ストーリー」とあったが、もっとましな邦題はなかったのか。
■「さいはてにて」は、またまた僻地で田舎のコーヒー店の話。
日本の最果てにある船小屋珈琲焙煎店を舞台に・・・って、そこに集う安らぎの場所ということで「ふしぎな岬の物語」や「しあわせのパン」と同じような”香り”がする。二番煎じの匂いもしてきた(笑)。
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