fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「ノックは無用」(1952)</span>


「ノックは無用」(Don't Bother to Knock Movie)予告編
 

 
BS11で、「ノックは無用」を放送していたので、途中からだが見た。
 
「奇跡の人」「卒業」のアン・バンクロフトのデビュー作である。ミセス・ロビンソンと違って、初々しさがある(笑)。マリリン・モンローはすでに「アスファルト・ジャングル」「イヴの総て」など数本に出演していたが、いずれも端役。この「ノックは無用」が26歳で準主役で注目されることになった。
 
翌年の「ナイアガラ」以降主役の作品が続き、20世紀で最大のセックス・シンボルといわれるようになった。主演のリチャード・ウイドマークは、1947年に「死の接吻」でデビューして5年目となる「ノックは無用」の時は、37歳と若かった。昔は、髪がオールバックで、30代といっても老けて見える?↓(笑)。
 

 
マンハッタンのあるホテルのエレヴェータア・ボーイ、エディ(エライシャ・クックJr.)の処へ、姪のネル(マリリン・モンロー)が頼って来た。ネルはパイロットの婚約者を飛行機事故で失ってから精神に異常を来した娘だ。
 
ホテルに泊っている若いパイロット、ジェド・タワーズ(リチャード・ウィドマーク)は同じホテルの酒場の歌手リン・レスリー(アン・バンクロフト)と恋仲だったが、最近別れ話が持ちあがっていた。
 
ホテルで新聞記者会議の晩餐会が開かれそれに出席するためジョーンズ夫妻が
7歳の女の子バニイを連れてやって来た。エディはバニーの子守にネルを世話した。
 
ネルはジョーンズ夫妻が会に出たあとバニーを寝かしつけ、夫人のドレスと宝石を身につけてひとりで踊りはじめた。そこへエディがあらわれ、彼女を叱りつけていった。
 
彼と入れかわりに窓からネルの媚態を見て惹かれたジェドが訪れた。ネルは彼が飛行士だと知ると急に頭の調子が狂い、彼を死んだ婚約者だと思い込んで接吻した。
 
そのときラジオからリンの歌声が流れてきた。ジェドはリンのところへ行こうとしたが、ネルは懸命にひきとめた。そこへエディが入って来た。ネルはジェドをバス・ルームにかくしたが、エディはネルの落ち着かない様子を見て男がかくれていることを悟った。
 
ネルはエディの頭を灰皿で打って昏倒させた。ジェドがエディを介抱している間に、バニーがむずがりはじめた。ネルはバニーに猿ぐつわをはめ、手足をしばりあげた。
 
エディが回復すると、ジェドはリンの許へ飛んで行き、ネルとのいきさつを正直にうちあけた。リンは彼への愛情をよみがえらせた。一方ネルはジェドがいないのに気づいてヒステリーを起こした。
 
そこへジョーンズ夫人が戻って来てバニイの姿を見ておどろき、ネルにつかみかかったが、丁度駈けつけたジェドが2人を仲裁し、バニーの縛をといてやった。
 
エディはネルが精神異常者であることを皆に説明した。ネルはこっそり安全剃刀の刃をとり、自殺を計ろうとしたが、ジェドが危く阻止した。
 
ネルは警官に連れ去られていった・・・(Goo映画より)。
  
キャスト
ネル・フォーブス - マリリン・モンロー
エディ - エライシャ・クック・ジュニア
 
1950年代のモノクロ映画というのも味わいがある。
サスペンス映画ということだが、B級映画といった印象。
 
マリリン・モンローは、1962年に36歳で亡くなり、アン・バンクロフトは、2005年に
76歳でガンで亡くなったが、最年長のリチャード・ウイドマークは、2008年に94歳という長寿を全うした。
 
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:クリックお願いします♪。