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<span itemprop="headline">「カエルの王女さま」(第4話):”百恵”曲&ダンスで一気に盛り上がる(笑)</span>


山口百恵 「プレイバックpart2~イミテーション・ゴールド」
 

 
カエルの王女さま」(第4話)では、コーラスグループ「シャンソンズ」が、ローカル・テレビ局の番組に取り上げられ、山口百恵の大ヒット曲「プレイバックPart 2」と「イミテーション・ゴールド」を振付とともに歌って踊るシーンがあり、ミュージカル好きの「血」が騒いだ。
 
原曲が、パンチがきいているので、くすぶっていたシャンソンズを知らしめるには絶好の機会と、コーラス指導に当たるコーチ・倉坂澪(みお)(天海祐希)も、自身の実力を発揮するチャンスと思い、取り組み、収録は大成功に終わったかに見えたのだが、とんでもないどんでん返しが待っていた。
 
合併を控えた市長・井坂清忠(岸部一徳)は、音楽堂を取り壊し、リサイクルごみ処理場を建設しようとしていたが、それを阻むことになるコーラスの存在など、抹殺したいとあれこれ画策していた。むかしから市長とは何か因縁(元カノか愛人?)のありそうなシャンソンズ存続に燃える森香奈絵(久野綾希子)は、市長に「まさかとは思うけど、テレビの収録の邪魔をしようなどとは考えていないでしょうね。町起こしにも役に立つんだから」とくぎを刺しておいた。
 
ところが、テレビの放送の最後に「サヨナラ、シャンゾンズ」という字幕が出て、コーラス・グループの解散イベントとして取り扱われていたのだ。これには、さすがの澪も激怒。
 
「いい度胸ね。どこのどいつだか知らないけど、絶対ぶっ潰してやる」
 
そのころ、音楽堂の前で、ひとり、高笑いしている男がいた。
市長だった。そこに、森香奈絵から電話が入り「妨害しないと言ったでしょう」と責めるが「なにも邪魔をしいていないよ」とうそぶき、不敵な笑いを見せる市長。
 
この市長は、「あの女(澪)が、シャンソンズのアキレス腱だ」と敵視しており、いよいよ、待ちに待った!?市長(岸部一徳)と澪(天海祐希)の”仁義なき戦い”の火ぶたが切って落とされたのである。
 

ところで、このドラマのタイトルの意味が徐々にベールを脱ぐ。
田舎のカエルがいるような土地柄に、スター(王女)が誕生するシンデレラ・ストーリーか、などと。歌が下手な野々村まひる大島優子:AKB48)が、コーチの特訓で内気で引っ込み思案な自分に打ち勝って、成長する話しか・・・と思う。
 
まひる大島優子)の出番ががぜん多くなってきた。AKBファンを意識しているのか、視聴率アップ狙いか。演技も悪くはなく、しっかりしているようだ。
 
大島優子は23歳だが、子役時代からの芸歴は10年以上と長い。
このドラマでは、「歌が下手で、できないものはできない。母親に恥をかかせたくない」と、コーチに訴えるが、コーチの澪は、「チャレンジもしないで、口実を作って逃げているだけ。自分の限界を決めていいのは、チャレンジした人間だけよ」と突っぱねる。
 
元ロッカーの乾一希(玉山鉄二)に音楽グループへの参加を打診したが、挫折した過去に戻りたくないのか、反応はなし。ここでも澪は「びびりのインチキ・ロッカーか」と手厳しい。地団太を踏む一希だが・・・。「馬鹿にしないでよ。そっちのせいよ」と捨て台詞で、見切りをつける澪。
 
テレビ収録では、まひるも一希も来ない前提で、始めようとしたが、まひるが参加。そこへ、姉、母が、就職面接させようと連れ戻しに来る。一希もやってきて、連れ戻そうとする姉と母の手からまひるを引き離し、コーラス・グループの輪に引き戻す。
 
そこで、山口百恵の曲「プレイバックPart 2」と「イミテーション・ゴールド」の踊りと歌のパフォーマンスとなるのである。これがかっこよく、引き込まれ、鳥肌ものだった
 
百恵がただ歌うのとは違って、振付が入ると、ミュージカル仕立てで、何ともかっこよく決まってくる。
 
1-3話までは、なんだかなぁ、といういまひとつ感があったが、第4話で一気に盛り上がってきた。
 
 
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