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<span itemprop="headline">映画「SP 革命篇」(2011)</span>


SP 革命篇」劇場予告編
 

昨年公開された「SP 野望編」と対をなす完結編「SP 革命篇」は、さらにスケールアップして、革命を起こさんとするグループの背景、狙いなどを明らかにしている。
 
堤真一岡田准一香川照之山本圭真木よう子といった常連のほかに、中堅の脇役が固めている。
 
国会議事堂の会議中に、テロリストの一軍によって、議事堂と会議に参加している政治家たちは、制圧・拘束されてしまうが、犯人たちの狙いは・・・。議事堂の中に「拳銃」を持ちこめるのは「SP」だけ。それにしても、ニセの工事業者をいとも簡単に中に入れてしまうとは、犯人グループも語っていたが、「(日本の)セキュリティは甘い!」。
 
政権与党の大物(幹事長)、警察内のSP(身辺警護)の一部勢力が,今回の革命の仕掛け人だが、なぜなのか。
 
会議室の中はテレビ中継されているが、テログループたちの要求は、実際に起こったことを、脚色することなく、そのまま伝えること、目的が達成された暁には投降することなどが、グループのリーダー(堤真一)から、伝えられるが・・・。
 
それにしても、政治家たちの権力・利権による裏金作りに執心している姿が、くしくもSPを中心とするテログループにより浮き彫りにされる。
 
最近の映画では、「相棒」シリーズ、「踊る~」シリーズ、「アンフェア」シリーズ、「SP」シリーズなど、警察と国家権力、テロリストなどを扱った映画が多い。アクション、豪華キャストなどで、一定のファン層を劇場に運べるからだろう。
 
★★