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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">女優:オリンピア・デュカキス (「月の輝く夜に」)</span>


月の輝く夜に」(1987)アカデミー賞助演女優賞受賞(オリンピア・デュカキス)
 

オリンピア・デュカキス
1931620日~)という
女優は、デュカキスという名前から連想されるように、ギリシャ系のアメリカ人だ。1988年にアメリカの大統領選に出馬して、ブッシュ(父親のほう)に敗れたマイケル・デュカキス(マサチューセッツ州知事でダンディだった)は従兄。
 
アカデミー賞受賞スピーチで、オスカー像をかざして
 
OK!Mickel, Let's Go!
 
というのは、大統領選出馬の民主党候補、マイケル・デュカキス(従兄)を激励してのスピーチで印象的だった。
 
映画では、分別をわきまえた上流婦人の役が似合う。「月の輝く夜に」(1987)では、主役のシェールの母親役でアカデミー賞助演女優賞を受賞。
 
映画の主役シェールが7年前に夫を亡くしてから、独身でいるのを心配していたが、ようやく婚約。ところがひょんなことから、婚約者がマザコンで、その母が危篤で亡くなる前に結婚の報告をしたいと実家のイタリアに1週間ほど帰省。その間に婚約者の弟が、シェールに猛烈にアタックしてきて、一夜を共にしてしまう。そんな時も、見て見ぬふりで、本人の意思を尊重する母親役を演じている。
 
一方で、自分の夫は、愛人と連れだってオペラ鑑賞。ひとりレストランで食事をしていると、若い女性から水を掛けられて、失態をみせる大学教授と意気投合、家まで送ってもらうが、家には家人は留守だが、男の下心ありとみて、家には上げずに、きっぱりと「さよなら」と分別をわきまえて、ぐらつかない姿勢をみせるところは、さすがだった(笑)。
 
一方、夫が「女のカン」で、浮気をしていることを確信。家族みんなそろったところで、夫に、毅然として「ほかの女と逢うのはやめてほしい」という。家族全員の前で、言われた夫は「わかった」と。知らないようで、すべてお見通しという女性のカンと静かに興奮もせず達観した言い方をする女性の役どころが見事だった。
 
主な出演作品:
「ジョンとメリー」(1969
狼よさらば」(1974
月の輝く夜に」(1987
ベイビー・トーク」(1989
「晩秋」(1989
「アイ・ラブ・トラブル」(1994
「誘惑のアフロディーテ」(1995
「陽のあたる教室」(1995
「ジェフリー!」(1995
「アウェイ・フロム・ハー君を想う」(2006
「ランド・オブ・ウーマン/優しい雨の降る街で」(日本未公開)