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<span itemprop="headline">「第33回日本アカデミー賞」候補決まり、その行方は?</span>


               ↑日本アカデミー賞授賞式の司会を務める関根勤木村多江


今年の日本映画は、充実していました。

その充実ぶりを示す日本アカデミー賞の候補作品が先日発表されましたが、甲乙つけがたい
作品が並んでいました。「沈まぬ太陽」が独占するか? はたまた「ゼロの焦点」か。

山崎豊子か、松本清張か? 二人の巨星を、蹴散らす作品となるのか、興味が尽きません。



第33回「日本アカデミー賞」は、まだだいぶ先の話ですが、2010年3月5日に開催されます。

本場アメリカの「アカデミー賞」に倣って1978年にスタートしましたが、33年目になるわけですね。

今回の司会を務めるのは関根勤木村多江

関根は、昨年まで12年連続で司会を担当してきた関口宏からのバトンタッチすることになります。

男性司会者としては8人目とのこと。関口と比べると、すこし小粒かなという気がしますが(失礼)。

女性司会者は、恒例で、前年の「主演女優賞」獲得者がなりますから、今回は木村多江

木村は、自らが出演している「ゼロの焦点」が、作品賞5本の候補に入っていますので、
力も入ることでしょう。自身も助演女優賞の候補ですので、自分で自分の名前を・・・
てなことも。


注目の作品賞部門は、候補5作品。




「ディア・ドクター」(記事:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/58365860.html)

劔岳 点の記」→(27日見ました。これから記事にします。)

最多ノミネートは「ヴィヨンの妻」と「沈まぬ太陽」の12部門。

ゼロの焦点」「劔岳 点の記」の11部門。

「ディア・ドクター」の10部門と続いています。





個人的な思い入れ度合いでは、「ゼロの焦点」と「沈まぬ太陽」。
どちらが獲っても満足です。そのほかだと、ややがっかりかも(爆)。

主要部門とfpd予想=◎:

優秀作品賞




「ディア・ドクター」

劔岳 点の記」


優秀主演男優賞

浅野忠信ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」
浅野忠信「劒岳 点の記」
大森南朋「ハゲタカ」
笑福亭鶴瓶「ディア・ドクター」
渡辺謙沈まぬ太陽



優秀主演女優賞



瑛太「ディア・ドクター」
香川照之「劒岳 点の記」
堺雅人ジェネラル・ルージュの凱旋
玉山鉄二「ハゲタカ」
三浦友和沈まぬ太陽



優秀監督賞

犬童一心ゼロの焦点
木村大作「劒岳 点の記」
根岸吉太郎ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」
西川美和「ディア・ドクター」
若松節朗沈まぬ太陽

優秀外国作品賞

◎「グラン・トリノ
スラムドッグ$ミリオネア
チェンジリング
「レスラー」
レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―」


これらの部門の中では、助演男優、助演女優部門が伯仲するような気がします。

助演男優では、堺雅人の「ジェネラル・ルージュの凱旋」のうまさは舌を巻きました。

「ハゲタカ」の玉山鉄二の中国系の劉一華(リュウ・イー・ファ)の役柄は、個人的には
かっこいい役柄で、若手のやり手ビジネスマンの雰囲気がよく出ていたと思います。

助演女優は、「ゼロの焦点」の中から二人、今回司会の木村多江中谷美紀ですが、
中谷の圧倒的な演技は、背筋が寒くなるほどで、1票です!

主演男優賞は、順当なら渡辺謙でしょうが、一世一代のはまり役という点で「ハゲタカ」の
大森南朋(なお)は、存在感、凄みが圧倒的です。

その他、外国作品賞は、いずれも、アカデミー賞で、評価が定まっている作品が
ほとんどで、イーストウッド監督作品の2作品(「グラン・トリノ」「チェンジリング」)
のうちのどちらかとみています。どちらが獲ってもですが、好みでは、イーストウッド
主演も兼ねている「グラン・トリノ」に獲ってほしいですね。

さて、この予想、どうなりますか。