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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

台湾レポート② 変化に柔軟に対応する台湾。

昔、20年前は、台湾といえば「安かろう、悪かろう」というイメージがありました。
およそ20年前から、台湾に行き来していますが、日本が30年かかって経済成長したスピードを台湾では10年で達成したといわれて、数年前までは「台湾の奇跡」とも言われていました。

 

もともと、台湾は、教育に熱心で、学歴社会ともいわれて、大学進学率は、日本をはるかに超えています。しかも、資源がない島国ですから、IT(情報技術)分野で、日本その他の国の生産拠点の役割を担ってきました。もともとは、コンピューターの周辺装置、パソコンで使うマウスや、キーボード、マザーボードなどの生産で力を蓄え、OEM(相手先のブランド生産)でどんどん急成長していきました。その後は、パソコン本体の生産でも世界一になりましたね。日本のソニー東芝といったブランドでも、台湾製だったりします。今は、もっと安く作れる中国に生産が移りましたが、エンジニア、開発という点では、台湾が日本以上かもしれません。

 

・・・と堅い話になりましたが、輸出しているのは、台湾バナナだけではないんですね(爆)。
パソコン関連など工業製品の多くは、台湾製でした。
二日目の昨日は、「焼き鳥屋」に行きました。
初日に「焼き肉」で、またまた肉でしたが・・・。

 

焼き鳥屋さんでは、パソコンを操作して、日本の全チャンネルのテレビ番組が見られるのには驚きました。日本で、パソコンに、そのようなシステムを組み込んだのだとか。

 

ホテルなどのテレビでは、衛星放送で、日本のBSや、日本の専門のチャンネルもあります。テレビ局は「電子台」というようです。そこでは、いろいろな日本のバラエティ番組などが放送されています。

 

HBOなどアメリカの映画専門のチャンネルも視聴でき、映画もたまたま「スーパーマン」や「名誉と栄光のためでなく」(アラン・ドロン主演)なども放送していました。「名誉と栄光~」は、ドロンのほか、クラウディア・カルディナーレアンソニー・クインモーリス・ロネなどが出演(=写真)。


台湾の若い人たちの間では、日本の女優、歌手などは広く知られているようです。
以前、私が関係していた台湾の会社では、3-4年前ですが日本の人気女優について「取材」したところ、松島菜々子、宮沢りえ、キムタク、この夏薬物で話題になった某歌手・・・などの名前が挙がっていました。「やまとなでしこ」のドラマの影響などでしょう。

 

映画館も、レイトショーなどが当たり前で、夜10時からのスタートというのもあります。一杯飲んで、食事してから映画を見に行ったこともありましたが、観客が、2-3人ということもありました(笑)。ホームシアターの貸切か。

 

今回、毎日飲み会は避け、木曜日は、映画デーと決め付けました。
映画のシネマ・コンプレックスがあり、何を見るかは、これからです。