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台湾レポート⑦ 台湾でも友人たちに「半沢直樹」をPR!?

 
今回の出張で、映画館界隈を何か所か見て歩いたが、日本映画が、普通に上映されている。2-3か月遅れての上映だが、中国語のタイトルの表記で見落としがちだったが、宮崎あおい松田龍平の写真があったので、「あっ、“舟を編む”か」とすぐ分かった(未見だが,)。追加: のちに鑑賞。なかなかいい。
 
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10年近く前だが、何か映画でも見ようとふらりと映画館に行って、英語のタイトルで
One Missed Call」とあったので、サスペンス的なにおいがする英語の映画ならいいかと思ってみたら・・・。
 
何と日本映画だった。
着信アリ」(2004)だった。三池崇史監督、柴咲コウ主演のホラー映画で、柴咲コウを初めて知った。この映画は、米国で2008年に「ワン・ミス・コールOne Missed
Call)」というタイトルでハリウッドでリメイク版され、公開された。
 
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ところで、台湾でもこれまで日本のテレビドラマでは「やまとなでしこ」(2000)や「白い巨塔」(2003)などが人気だった。台湾俳優によるリメイク・ドラマ「白色巨塔」も
作られたほどだ。「やまとなでしこ」で主演の松嶋菜々子の人気に火がついたようで、「家政婦のミタ」でまたまたその人気が復活したようだ。
 
家政婦のミタ」は、友人たちも皆知っていたので、それよりも断然面白いドラマが日本で人気があることを少なくとも3人以上に伝えた(笑)。すぐにネットで調べて、人気がありそうだということが分かったという人や、関心がなさそうな人に見えたが、「ハンサムな主演の人だろう」と堺雅人について地元の台湾メディアが伝えているのを読んだことがあるという人もいた。
 
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実際に、台湾のメディアでも「見応えある面白いドラマ」と、評判が伝わっている様子。日刊紙「自由時報(ザ・リバティ・タイムス)」は、「2013年最も人気な日本のドラマは、『半沢直樹』だ」と報じている。
 
2週間ぶりの放送でも、視聴率は下がらず“倍返し”のような勢い!」だと、主人公・半沢直樹の決め台詞、「やられたらやり返す。倍返しだ!」を用いて紹介していた。
 
出張中で見られなかったが、8月25日放送の第6話は、関東地区で平均29%を記録。瞬間的にはなんと33.6%関西地区では平均32.8%あり、すごい数字を叩きだしていることを伝えた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 半沢直樹
(第7話予告)
 
 
同紙は続けて「主人公の半沢直樹堺雅人が演じ、“やられたらやり返す。倍返しだ!”は、今年の日本流行語大賞にノミネートされる可能性があるのではないか」と、その影響力も紹介。(追加:「お・も・て・な・し」などとともに、流行語大賞を獲得)。
 
「2011年に社会現象を巻き起こしたメガヒットドラマ『家政婦のミタ』の、最終回視聴率を抜く勢いがある」としている。台湾で『家政婦のミタ』は、日本より約2週間遅れで放送されていたので、当時ドラマファンの間で話題になっていた。『半沢直樹』の日本でのヒットぶりが、どんなにすごいのか、“ミタ”を超える面白さなのかと、台湾の人々の期待が高まってきているだろう。・・・と報道しているほどだ。
 
自由時報は「半沢直樹の名刺が付いた“倍返し饅頭”は、行列を作って買い求めている人がいるほど人気」、「ヒットを受け局側は話数を延ばしたいが、他作の撮影が入っている堺雅人のスケジュールが空かずに実現できない」といった、裏話も報道した。
 
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第二部・東京本店編に突入し、最終回(9月22日放送予定)に向けて佳境を迎える本作だが、台湾での放送はまだ決定していないようだ。しかし、いつ始まるのかと首を長くして待っているドラマファンも多いようだ。
 
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原作も倍返し以上の売れ行きというが、原作とは違った、驚くべきラストが用意されているという記事もあり、ますます目が離せなくなっている。
 
 
 
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