それはさておき・・・。
今回の「アルフィー」(2004年制作、2005年日本公開)は、ニューヨークに住むイギリス人の独身プレイボーイ(ジュード・ロウ)の話。リムジンの運転手をしているプレイボーイが、夜毎、美女を追い求めるが、結局むなしさを知り・・・といった教訓とこれからどう生きるかを探すストーリー。
アルフィーは、相当のナルシストで、毎日カレンダーで ”きょうの一言“を確認しながら、「墓場におカネは持っていけない」夜になると「フラット(アパート)に帰るか、それとも美女と過ごし、お風呂と朝食を共にするか」で悩むプレイボーイ。
だが、結局は、どのガールフレンドからも、見向きもされなくなって、自由と少しのお金がある気ままな生活に「ほころび」がではじめてくることに気づいていく・・・。
映画は、アルフィーの独白(カメラに向かって語る)がメインになって進行して行く。
このプレイボーイのモットーは、「人生にパートナーはいらない」と絶対に結婚は、口に出さないこと、しないこと。
映画の冒頭、安アパートに住むアルフィーは、隣に住む“峠を越えた”婦人にも、お世辞と、さりげないチョコレートのプレゼントなどを贈り、プレイボーイの条件といわれる「マメさ」を発揮している(爆)。
つばをつけた女性から次々に、別れを持ちかけられ、最終的には、孤独になり、ふと知り合った老人の「話し相手がほしいときは連絡しろ」に相談に行くことに・・・。
最後に50代のリズ(スーザン・サランドン)にだけは、振られることはないだろうと、花束を持って出かけるが、またしても・・・。
アルフィーは叫ぶ。
ちゃらちゃらした、にやけたプレイボーイ映画かと思ったら、意外と後半はまじめで(爆)、使われる音楽も「人生って、何なの?・・・答えを見つけた?アルフィー」といった歌詞があり、見所のある映画だった。
「プレイボーイもつらいよ」か。傍から見ると、楽しそうでよさそうだが(爆)。
一時的にいいように見えても“教訓:長続きはしない”ということでしょうね(やっかみ半分?笑)。
一時的にいいように見えても“教訓:長続きはしない”ということでしょうね(やっかみ半分?笑)。
映画の中では、気の利いたせりふも多かった。
音楽がいいですね。
出演:
ジュード・ロウ:アルフィー
マリサ・トメイ:ジュリー
ジェーン・クラコウスキー:ドリー
オマー・エップス:マーロン
ニア・ロング:ロネット
スーザン・サランドン:リズ
シエナ・ミラー:ニッキー
ゲディ・ワタナベ:ウィン
マリサ・トメイ:ジュリー
ジェーン・クラコウスキー:ドリー
オマー・エップス:マーロン
ニア・ロング:ロネット
スーザン・サランドン:リズ
シエナ・ミラー:ニッキー
ゲディ・ワタナベ:ウィン
☆☆☆