<span itemprop="headline">訃報：フランク永井逝く（ムード歌謡で一世を風靡、享年76歳）</span>

報道によると、「有楽町で逢いましょう」「君恋し」「おまえに」などのヒット曲で知られる歌手のフランク永井さん（本名・永井清人＝ながい・きよと）が10月27日、都内の自宅で死去していたことが１日、分かった。７６歳だった。

永井さんは８５年に自殺を図り一命をとりとめたが、後遺症から療養に専念。表舞台から姿を消した。今夏、風邪をこじらせて入院し、回復が思わしくなかったという。この日、都内で葬儀・告別式が密葬で行われた。魅力のある低音で高度経済成長の日本に活気を与えた国民的歌手が逝った（以上、抜粋）。

１９５４年に日本ビクターと契約。５５年「恋人よわれに帰れ」でデビュー。デビュー当時はジャズ楽曲だったが、歌手の故ディック・ミネさんや作曲家の故吉田正さんと出会いムード歌謡に転身。

５７年、有楽町そごう（当時、現在のビックカメラ）のキャンペーンソングとなった
「有楽町で逢いましょう」が大ヒット。

曲はこちら：http://jp.youtube.com/watch?v=kfZaO6qX-hQ

キャンペーン・ソングだったとは初耳です。

物心が付いたときに聞いた最初の歌謡曲が、この「有楽町で逢いましょう」と島倉千代子の「この世の花」だった！！（古い！）

低音ブームを巻き起こし、トップ歌手へと飛躍した。

５９年には故松尾和子さんとデュエットした「東京ナイト・クラブ」がヒットし、デュエット曲の定番として現在も歌い継がれている。

６１年には「君恋し」で日本レコード大賞受賞。

７７年には「おまえに」もヒットし、５７年から
２６年連続で年末のＮＨＫ紅白歌合戦に出場。
当時の紅白最多出場者だった。

　

今年７月、東京・有楽町のマリオン前に永井さんの代表曲「有楽町で逢いましょう」
の歌碑が建立された。ビクターの後輩演歌歌手ジェロ（２７）が除幕式で同曲を熱唱。永井さんが
残したヒット曲は、未来へと歌い継がれていく。

"フランク永井は低音の魅力、神戸一郎も低音の魅力、水原弘も低音の魅力。漫談の
牧信二、低脳の魅力。あああーああ、やんなっちゃった、あああーあああ、驚いた”
という牧信二のウクレレ漫談はあまりにも有名。

ご冥福を祈ります。