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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1970年代(129)「エアポート77・バミューダからの脱出」(1977)</span>



この映画、一度紹介していました。

ま、エアポートシリーズを振り返るということでお許しを(笑)。

 ”エアポート”シリーズの第3作目が、「エアポート77 バミューダからの脱出」(1977)。

 第1作目の大空港(1970)は、オールスターキャストによる、エンターテイメント映画として堪能した。猛吹雪の空港を舞台にしたパニック映画として、公開当時は”デザスター映画”の決定版の評価を受けていた。

 パニック映画では、当時「大地震」「ポセイドン・アドベンチャー」「タワリングインフェルノ」などがその後に続いた。いずれも娯楽大作で、トップスターが出演していた。

 第2作目の「エアポート75」では、チャールトン・へストン、ジョージ・ケネディ出演で、ジャンボ機と小型機の衝突による恐怖で、それなりに見せた。

 そして、第3作目が「エアポート77」。ジェームズ・スチュアートジャック・レモン主演。前2作品と比べるとスケールも落ちる印象だった。

 スティーヴンス(ジェームズ・スチュアート)は、億万長者のビジネスマンで美術収集家。

 その彼がコレクションと邸宅を美術館として寄贈するため、彼の自家用ジャンボ機にスポンサー、友人等と美術品を乗せパームビーチまで運ぶことにした。

 パイロットはドン(ジャック・レモン)。

 主な乗客は、金持ちのエミリー(オリヴィア・デ・ハヴィランド)、ニコラス 3世
 (ジョセフ・コットン)、海洋学者のマーティン(クリストファー・リー)とその妻カレン
 (リー・グラント)など・・・。

 ポーカーをする者、盲目のピアニストの演奏、と人々は楽しんでいたのだが・・・。

 出発直後ドンがコクピットから出たのを合図に、有毒ガスが換気装置に流れ始めた。

 ハイジャックだった・・・。

 そんな中、突然、天候が悪化。

 濃霧のため油田タワーに機は接触し、そのままカリブ海に突っ込んでしまった・・・。

 海底からジャンボ機を持ち上げ、生存者を救出する大規模な作戦が始まるのだった。

 往年のベテラン俳優がたくさん出ていたので、それなりに楽しめたが、このシリーズ、
 回を追うごとに、下火になっていくような(爆)。

 このあと、「エアポート80」(1979)が製作された。
 
 シリーズ最後の映画となったが、アラン・ドロン(機長)が出ているので見た。

 コンコルドアメリカが輸入したので、フランス人パイロット(ドロン)の
 登場となった。シルビア・クリステルなどが出ていたが、相変わらずジョージ・
 ケネディも出ていた(笑)。パニック映画の脇役専門俳優か(爆)。

 最近は、こうしたオールスターキャストの大作は、予算の関係で製作は
 難しいでしょうね(笑)。 

 このシリーズをまとめると・・・。

 「大空港」(1970)☆☆☆☆
 「エアポート75」(1974)☆☆☆
 「エアポート77」(1977)★★
 「エアポート80」(1979)★★