ブラックパワーの映画が話題になっていたころの1970年前後の映画。
「黒いジャガー」(原題:Shaft)も、音楽と、主演のリチャード・ラウンドツリーがかっこ
よかったが、「ロールスロイスに銀の銃」もしゃれた映画だった。
ディーク・オマリー教祖(カルヴィン・ロックハート)は、“アフリカに帰ろう"運動を企画して、
投資家を集めようと、ハーレムの真ん中で一大キャンペーンを展開していた。
ハーレム担当の刑事“棺桶"ジョンソン(レイモン・サン・ジャック)と“墓掘り"ジョーンズ
(ゴッドフリー・ケンブリッジ)のコンビは、インチキ臭いと見張っていたが・・・。
催しは大成功。
集めた大金をめぐって、大騒動となる。
デモあり、暴動あり、タレこみありと、ど派手。
黒人が主人公の映画が、このころ、かなり現れてきたが「ボクサー」などは、強烈な印象を残した。