「ブラックレイン」(1989)は、松田優作の遺作となった作品。アクション映画。
マイケル・ダグラスと対等にぶつかっていける松田優作の存在感のある迫力の演技は見ものだった。
レストランで偶然にヤクザの殺人に出くわしたニック(マイケル・ダグラス)とチャーリー(アンディ・ガルシア)の両刑事は、その犯人の佐藤(松田優作)を日本に護送するが、大阪空港で逃げられてしまう。
大阪府警の松本(高倉健)の監視の下、警官としての権限の無いまま捜査を見守る彼らだったが、佐藤はそれを嘲笑うかの如く、自ら刺客となって二人の前に現れるのだった・・・。
松田優作は、「人間の証明」でも、米国のベテラン俳優、ジョージ・ケネディに一歩もひけをとらない演技を見せて、日本人離れしたかっこよさを示していたので、「ブラックレイン」が遺作となったのは、惜しかった。
映画の舞台は大阪。
飲み屋、キャバレーなど夜の世界や、ヤクザ社会を描いていたが、消化不良だったかもしれない。
松田優作のための映画だったのかもしれない。
松田優作の遺作として、長く記憶されるのだろうか。
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=5SVxX3SgIfE
追記:
※高倉健は、2014年11月10日、83歳の生涯を閉じた。
ご冥福を祈ります。
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