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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★fpdの「日本映画ベスト100」①

 
fpdの「洋画ベスト100」に続く邦画編。
1位~7位は、気分次第で変わるが、この30年来変更なし。
 

1位~30位 
1.七人の侍…百姓に雇われることになる侍のリーダー(志村喬)が、(百姓からの報酬が、百姓にしてはせいいっぱいの白い米であったことに対して)「この飯(めし)、おろそかには食わんぞ」と語るセリフにうなる。七人が個性的に描かれ・・・

2.「
白い巨塔…教授への野望に燃える、自信家の田宮二郎の一世一代の名演技滝沢修小沢栄太郎などが印象に残る。
3.「砂の器圧倒する音楽、ストーリー展開、俳優陣(丹波哲郎、緒方拳、加藤剛ら)がすばらしい。お気に入りではNo.1。
4.「天国と地獄…身代金の引渡し場面が意表をつき列車シーンの緊迫感へ。鬼警部の仲代達が執念の捜査を。モノクロ映画で、数秒間だけカラーが使われる映像の衝撃。
5.「不毛地帯ロッキード事件に揺れていた時期に、タイムリーに描かれた航空機導入をめぐる凄まじい商社の闘い。仲代達也ほか、日本映画の名優ずらり。
6.「椿三十郎…映画のラストシーンは、度肝を抜いたが、全体にユーモアたっぷりな娯楽大作。2007年には、リメイクされたが遠く及ばず。
7.「仁義なき戦い(第1作)…ドキュメント風の実写撮影の迫力菅原文太の当たり役で、シリーズ化。リズミカルかつ軽快な音楽は、思わず足踏みをしたくなった。
8.「用心棒…これも黒澤映画。マカロニウエスタンにまで、発展。オープニング・シーンは戦慄・圧巻。
9.「Always 三丁目の夕日…最近見た映画で感動。日本アカデミー賞をほぼ独占
10.交渉人 真下正義ユースケ・サンタマリアが、力まず、ナチュラルに演じて好感。随所に「映画好き」にわくわくさせる場面が。犯人に「爆弾積んでるよね」は、ストレートで凄みすらある。
11.人間の証明(1977)・・・森村誠一の原作はこれまでに700万部売れた。松田優作がこの映画では、アメリカのベテラン俳優・ジョージ・ケネディと堂々と張り合うほど迫力があった。「母さん、僕のあのむぎわら帽子は、どこへ行ったんでしょうね」は有名。ジョー山中絶唱する歌がすばらしい。
12. 上意討ち(1967年)・ ・・キネマ旬報の1967年に1位になっただけあり見ごたえ十分。
13. 飢餓海峡」(1965年)・ ・・三国連太郎が圧巻。
14. 八甲田山(1977年)・・・「死の行軍」八甲田山は、厳しくも男のドラマ。高倉健など俳優陣がよかった。
15. 復讐するは我にあり(1979年)・・・緒方拳が、連続殺人犯を演じた。三国連太郎などそうそうたる俳優が脇を固めた。
16. 蒲田行進曲(1983年)・・・日本の女優としては、頂点をきわめた時期にあった松坂慶子だが、歌よし、スタイルよし、ルックスよし。音楽もよく、平田満の階段落ちも名シーン。
17.天城超え(1983年)・・・渡瀬恒彦、田中裕子、平幹二朗伊藤洋一吉行和子など。
18.歩いても 歩いても(2008年)・・・家族の微妙な関係、親子の確執などリアル。
19.虎の尾を踏む男たち・・・黒澤明監督の低予算映画。義経の「勧進帳」をはじめて知った。ハラハラ場面も。狂言回しのエノケンがよかった。
20.点と線・・・松本清張原作では、雰囲気がよくでていた。うらぶれた北陸の風景、時刻表のトリックなど、原作を読んでも、うならせる。
21.青春の蹉跌(さてつ)」(1974)・・・この頃のショーケン萩原健一)は、完全に歌手から俳優に転向。勢いがあった。桃井かおりを殺してしまうのだが・・・。
22.告白(2010)・・・松たか子が圧倒的な演技。
23.旅の重さ(1972)・・・16歳(高橋洋子)の少女の旅を詩情豊かに描いた。
24.お葬式1984)・・・「葬式」という意表をついた地味な題材で伊丹十三監督は、喜劇を作ってしまった。
25. 心中天網島(しんじゅうてんのあみしま」・・・近松門左衛門の同名原作。岩下志麻女優魂あふれた演技につきる大傑作。
26.駅 Station(1981年)・・・高倉健倍賞千恵子の居酒屋でのやり取り、間合いが自然で、テレビから流れる八代亜紀の「舟歌」が流れる場面などは、ぐっと来た。
27.コミック雑誌なんかいらない(1986年)・・・松田聖子神田正輝の結婚式、山口組と一和会の抗争、金の信用販売など1985年の事件を追うテレビの人気突撃レポーター(内田裕也)の姿を描いた。現実とドラマの境界が消えた!郷ひろみが本人で出演したり、なんと言っても「ロス疑惑」の三浦和義本人が出たのには驚
28.神様がくれた赤ん坊(1979年)・・・監督:前田陽一。出演:桃井かおり、渡瀬垣彦。桃井かおりの演技が圧巻。ある場所を探し歩く桃井と渡瀬。だんだん目的地に近づいていくときの、桃井の発する言葉、緊張感・・・。
29.幸福の黄色いハンカチ(1977)・・・刑期を終えて、家に帰ろうか、帰るまいか迷う高倉健。そこには・・・第1回日本アカデミー賞最優秀作品賞 最優秀監督賞:山田洋次 最優秀脚本賞山田洋次朝間義隆最優秀主演男優賞:高倉健 優秀主演女優賞:倍賞千恵子 最優秀助演男優賞武田鉄矢 最優秀助演女優賞桃井かおり 優秀音楽賞:佐藤勝
30.華麗なる一族(1974)・・・TVバージョンとは、スケールも段違い。オリジナルの映画は、オールスターキャストの人間ドラマ。
 
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②31位~60位(便宜上、番号をつけても順不同)に続く。
 
  
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