「邦画Myベスト30」⑥(1-5位)
邦画Myベスト5となりました。
ブルーレイなどで、将来大画面(50インチ以上の液晶テレビ)で、
何回も見てみたい映画というのが、「ベスト1-7」までということに
なりましょうか(笑)。
「1位」は、仕方ないですね。
常連です。
早速、いってみます。
1位 「七人の侍」(1954)
・・・黒澤映画の最高峰と思います。迷わずトップに挙げます。
百姓たちが、侍にお礼ができるといっても、せいぜい白い米だけ。
見返りが欲しくて、百姓を助けるのではない侍の中心者となる志村喬。
「このコメ、おろそかには食わんぞ!」にしびれました!
2位 「砂の器」(1974)
・・・黒澤明監督作品を除けば、リアルタイムで見て感動したNo.1の
映画ということになります。レーザーディスクも買いました。丹波哲郎
の今西警部のセリフは、暗記しました(爆)。2,3位は甲乙つけがたい
作品です。どちらも超お気に入りです。
3位 「白い巨塔」(1966)
・・・大学病院の内情を抉り出していますが、権力志向の強い財前吾郎を
演じた田宮二郎の演技は、これまでの日本の男優のなかでは、最も
大きなインパクトを感じました。TVの唐沢寿明は、イメージとして、
正直なところ物足りなかったですね。田宮以外の俳優が演じることは
不可能でしょう(笑)。
4位 「椿三十郎」(1962)
・・・娯楽映画に徹して、これほど面白い時代劇は、見たことはありません。
12月1日に公開されるという織田バージョンは、どうなのか、心配が先です(笑)。別な作品としてみることにします。
5位 「仁義なき戦い」(1973,第1作)
・・・シリーズ化されて、正式には5作。手持ちカメラを街に持ち出して、
まるで、素人がカムコーダーで撮っているように、カメラが左右に揺れるが、
ドキュメンタリー・タッチがすばらしい。なんといっても、菅原文太のハマリ役で、広島弁が飛び交って、ヤクザ映画を格調あるものにしました。全編に流れるテーマ音楽は、「仁義なきXX」と形容されると、必ず流れる定番曲となって、耳に残ります。とにかく、俳優陣がすばらしく、金子信雄がなかでも最高!
・・・という結果でした。
あまりにも、当たり前だ!と思う人もいるでしょうし、黒澤一辺倒過ぎる
という人もいるでしょう。
最近の映画については、あえて含めませんでした。
もし入れるとすれば「キサラギ」「Always三丁目の夕日」「フラガール」は、
20年後のMyベスト30に入るかもしれません。