1964年(昭和34年)は、日本にとってエポック・メイキングな年となった。
この年の最大の話題は、
まず「東京オリンピック」の開催!
マラソンで、エチオピアのアベベが、黙々と走り、優勝し、感動を与えた。
体操のチャスラフスカや、水泳のショランダーなどが
大活躍。日本は金メダル16個。なかでも、バレーボールの "東洋の魔女”は、大松監督の
厳しいスパルタに耐えたメンバーの活躍に、日本人は涙した。
オリンピックの開催初日の10月10日は「体育の日」となり、祝日となった。
これに先立つ10月1日には、東海道新幹線が開通した。
このほか、「王選手の本塁打日本記録(年間55本)」達成は、40年以上、記録が破られていない
(同じ55本達成はあった)。
オリンピックを気に、テレビは、カラー時代に突入。
テレビの「ひょっこりひょうたん島」をカラーではじめて見たときは、
あまりのカラーの美しさに驚いた!
(テレビは、モノクロが当たり前だったところに "色"がついていることのが
衝撃だった=笑)。
CMでは、「なんである アイデアル」(植木等の傘のCM)が人気となった。
漫画は、「オバケのQ太郎」「忍者ハットリくん」が発表された。
TV化され、大人気になった。