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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">巨泉のあのCMは、確かにインパクトがあった!</span>



 きょうの日本テレビ「波乱万丈」の主は、大橋巨泉だった。
 昭和のマルチタレントでは、右に出るものなしでしょう。

 学生時代は俳句を。そのときの名前が「巨泉」。
 それを、後の名前にした。大学中退(早稲田)をして、
 大活躍したことから、中退でも有名になれる・・・の走り(爆)
 となった。

 もともとは、ジャズに興味があり、テレビ時代にはいり、
 放送の裏方から表舞台に。「11PM」である。
 大人の番組として、長い間、高視聴率をあげた。
 
 1969年の「巨泉と前武ゲバゲバ90分」は、ギャグ満載の
 コメディ番組で高視聴率。ハナ肇の「あっと驚く為五郎」は、
 流行語に。

 今朝の番組で紹介されていたのが、パイロット万年筆のCM。
 800人の解雇を考えるほど、苦境にあった会社を1本のCMが
 救った。

 あのCMである。
 最初、CM担当が持ってきたコピーは、
 ”新学期にはパイロット!”というもの。

 巨泉いわく。
 「会社を立ちなおさせる、インパクトのあるCMが
 必要なんでしょう?」

 「アドリブでやらせてくれませんか・・・」で
 出来上がったのが、

 ”みじかびの キャプリキ 取れば すぎちょびれ
 すぎ かきすらの ハッパフミフミ。わかるね!”

 だった。

 (最初は?だったが、これが大ブレーク!)

 ボールペンが出てきた時代に、万年筆を売ることができた
 起死回生のCMだったのである。

 巨泉の一貫したフレーズ。
 「野球は、巨人。司会は、巨泉」

 テレビでは、有名な「クイズ・ダービー」「世界まるごとハウマッチ」などを司会した。

 50歳で、セミリタイヤを計画したが、結局56歳まで、
 テレビの仕事を続けた。後は、カナダとオーストラリアに
 居を構えた。

 巨泉のプロ級の得意分野はすごい。
 ・競馬解説
 ・ゴルフ
 ・マージャン
 ・釣り
 ・野球
 ・ジャズ
 ・評論
 ・政治(政治家)
 ・司会
 ・会社経営
 ・・・・その他。