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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">&#039;00⑳映画「ディパーテッド」</span>




 「ディパーテッド」は、俳優の演技でひきつける映画ですね。

 とくに、ジャック・ニコルソンレオナルド・ディカプリオの渾身の演技。

 警察とマフィアといった対立する勢力に、それぞれ送り込まれた男の壮絶な闘いを描いた。

 ビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)は、犯罪者の一族に生まれたという過去と決別
 するためにマフィアに潜入した「極秘捜査官」と、マフィアの策謀の中で育てられたコリン・サリバン
 (マット・デイモン)は、富と権力を獲得するために警察に潜入したマフィアの「警察官」の息ずまる
 ストーリー。ディカプリオの白熱の演技が圧倒する。

 それにもまして、大きな存在感を示したのがマフィアのボス、コステロを演じたジャック・ニコル
 ソン。ニコルソンは、「恋愛小説家」「アバウト・シュミット」などで実力を見せつけたが、
 「ディパーテッド」の凄みは、これまで以上か。原題のThe Departedとは、“逝ってしまった人々”
 といった意味か、主要な面々が、最後にはほとんど・・・ディパーテッドに!

 全米批評家協会賞の監督賞をマーチン・スコセッシが獲ったというニュースが飛び込んできた。

 アカデミー賞に無縁といわれた”因縁“を断ち切るか、注目される。

 ディカプリオも、いつでも主演男優賞を狙えるところにおり、案外、これで獲るのでは・・・
 といった期待も出てきたようです。 この辺で、獲っておくと、気持的に踏ん切りがつくのでは・・・
 と勝手に思っております(笑)。

 今年のアカデミー賞で、話題になることは間違いない1本でしょう。
 
 欲を言うと、登場人物などがやや複雑で、もっとわかりやすくても、と思いました。


 ☆☆☆