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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1970年代(48)「小さな恋のメロディ」</span>


                 ↑大人びたといっても11歳の子供たちが「結婚宣言」、周囲を大混乱に。
                
小さな恋のメロディ」(1971年)は、お堅いイギリスの上流家庭を風刺した映画にも取れる、11歳の少年、少女の淡い恋を描いた傑作でしょう。子供たちの純粋な行動が周囲の大人たちをとまどわせ、困らす数々の事件が、時にコミカルに描かれていました。

 音楽はビージーズが「メロディ・フェア」「ファースト・オブ・メイ」「イン・ザ・モーニング」を、クロスビー・スティルズ・ナッシュ・アンド・ヤングが「ティチ・ユア・チルドレン」を演奏していました。

追加:
[http://www.youtube.com/watch?v=pkcqLQbGGOo Melody Fair (訳詞付) - Bee Gees


  出演は「オリバー!」で人気を得たのマーク・レスターを中心に、悪がきのジャック・ワイルド(今年50代前半で、亡くなりました)、かわいいトレイシー・ハイドの3人組の、大人顔負けの行動が痛快でもありました。

 なんと言っても、大人たちを困惑させたのは、「ぼくたち、結婚します!」の結婚宣言。これを聞いた親たちの動転ぶり、額にシワなどのあせりっぷりが、笑わせ、スカッとさせました。子供たちが、純粋であるだけ、この映画が面白く、音楽と共に、忘れられないものとなりました。「メロディ・フェア」は、スタンダードになるくらい有名になってしまいました。

追加:数年前に、マーク・レスターが、トレイシー・ハイドの今を訪ねていく番組がありました。トレーシーは、今はまったく芸能界を引退して、フランスの田舎だったか、静かに暮らしていました。マーク・レスターも年をとっていましたが、ハイドも面影は少し・・・という感じでした。

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