スーパーマン・リターンズを観た。台湾では、アメリカと同じ6月30日の公開。
日本公開は、8月19日。
やっぱり、あのタイトルバックと音楽だ。
ヒューヒューと流れていく立体デザイン文字・・・。
シリーズのお決まりのテーマ曲。
すぐにスーパーマンの世界へ。
映画は、特殊効果満載で、シリーズとして再スタートした「スーパーマン」(1978年)
から数えて第5作目になる。
俳優は、皆、適役。
スーパーマン/クラーク・ケントに、ブランドン・ルース。ハンサムで、
クリストファー・リーブに劣らぬ体躯で、クラーク・ケントの二役をうまく演じている。
懐かしい俳優が出演している。
一人は、エバー・マリー・セイント(1924年生まれ、81歳)。
1954年の「波止場」では、マーロン・ブランドと共演。
1959年のヒッチコックの名作「北北西に進路を取れ」が印象的だ。
うーん、80歳を超えての出演で、完全なおばあちゃんだが、
面影はあった。
もう一人は、フランク・ランジェラ(1940年生まれ、65歳)。
「グッドナイト&グッドラック」にも出ていたが、1970年の「わが愛は消え去りて」
が印象に残る。鼻が印象的(北島三郎か研ナオコ似といえば、わかってもらえるか=笑)。
これまでのスーパーマンの総集編ともいえるような映画。かつて思いを寄せていた
デイリープラネットのルイス・レーン(今は家庭を持っている)との成り行きを
中心に描いていた。
ケビン・スペーシーが、坊主頭で登場。悪役だが、最初はそれほど怖い面は見せなかったが、
最後には凄みのあるところをみせ、どことなく
”ジーン・ハックマンに見えてきた”。
十分にスーパーマンのアクション、映画的な醍醐味を堪能できた。