NHK朝の番組(6月1日)で、「復活への経営術」のなかで、
吉野家の社長が、インタビューに答えていました。
牛のアメリカからの輸入が禁止となって、2004年3月に
「豚どん」に切り替えたそうです。当初、あまり売れずに
カレーどんなど試行錯誤の末、1年半経って、
新しい味のする豚どんということで、なんと
「牛丼の味がする豚どんの開発に成功」(何だ、そりゃあ!?=笑)
(苦し紛れと思ってしまいますよね=笑)
以来、10円の値上げをしても、逆に売上げが
伸びているという話でした。黒字転換したそうですよ。
安いが売り物の、吉野家が、(普通の常識で、
値上げというのは、超異例)「お得な」イメージを
売りにして、値上げに踏み切って、成功したといいます。
ピンチをチャンスに変えたというのですが・・
しかし本音は、アメリカ産の牛肉の輸入が
再開されれば、「牛肉の牛丼」(当たり前か)に戻るとのことです。
なにしろ、牛丼のない「吉野家の牛丼」では、
やはりさみしい。
ところで、私は、台湾の吉野家で、本物の
「牛丼」を昨日食べました。
おいしいんだな、これが・・・。