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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

【2023年回顧③】「今年の1本」と独断偏見で選ぶ記憶に残る40本。

ことし観た映画の中で、新作、旧作(初見)を含めて印象に残る映画を「今年のこの1本」と順不同で「40本」並べてみた。「アレ」も抜けてる「ソレ」もないの?…というツッコミは御免(笑)。

ことしのこの1本は「PERFECT DAYS」。カーステレオ(カセットテープ)で流れてきたアニマルズ「朝日のあたる」(The House of the Rising Sun)を聴いた瞬間、電流が走った(笑)。この曲、形を変えて2度登場する。

ちなみに5本選ぶとすれば下の①②③④⑤。

【2023年公開作】
①「ヒトラーのための虐殺会議」…舞台となるのが大邸宅の一室だけという密室ワンシチュエーションドラマ。
②「ゴジラ‐1.0(ゴジラマイナスワン)」…ゴジラの造形もストーリーも深みがある。
③「怪物」(日本映画)…カンヌ映画祭脚本賞受賞。生徒同士のいじめ、学校側の争点ずらしや隠ぺい、父兄側の学校でのいじめの実態の対応を求める声など様々が描かれる。
④「パリタクシー」…高齢女性のタクシー運転手との交流を通して描いた終活物語。

⑤「イ二シェリン島精霊」…アイルランドの閉鎖的な寒村の生活ぶりを活写。

⑥「西部戦線異状なし」(リメイク)…「塹壕(ざんごう)戦」の圧迫感と緊迫感に満ちた反戦映画。
⑦「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」…前作並みに面白くバカバカしいが、二匹目のどじょうが確かにいた(笑)。
⑧「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」…トム・クルーズのアナログ的な様々なアクションとカーチェイスの醍醐味。
⑨「BAD LANDS バッド・ランズ」…組織化された特殊詐欺グループの手口など見どころ多い。安藤サクラがここでも存在感。

⑩「ノーウェア 漂流」…スペイン製のかつてない究極密室サバイバル映画。

 

⑪「ヴィレッジ」(日本映画)…閉ざされた集落の世界を舞台に、限界集落、若者の貧困、格差といった社会の闇を描いている。
⑫「モリコーネ 映画が恋した音楽家」…映画音楽のジャンルを確立したマエストロ・巨匠の足跡。
⑬「エルヴィス」…エルヴィスの人気の影に悪徳マネジャーの存在あり。
⑭「17歳のウィーン」…ナチス・ドイツの恐怖が忍び寄るウィーンを舞台にした教授と若者の交流を描いたヒューマンドラマ。
⑮「シャイロックの子供たち」(日本映画)…池井戸潤原作。「ヴェニスの商人」の悪徳な金貸しを現代の銀行を背景に再現。
⑯「ザ・キラー」…デヴィッド・フィンチャーが、クールなスナイパーを淡々と描く。
⑰「80 For Brady : エイティ・フォー・ブレイディ」…平均年齢80歳の4人組女子のNFLの有名選手の追っかけのロードムービー
⑱「最後まで行く」…韓国映画のリメイク。岡田准一のアクション。
⑲「エストロ: その音楽と愛と」…ブラッドリー・クーパー製作・主演。※追加
⑳「レプタイル - 蜥蜴(とかげ)‐」…王道の刑事サスペンスで、ベニチオ・デル・トロがハードボイルド刑事役で渋い演技を見せているのが見どころ。
21.「FAIR PLAY/フェアプレー」…ビジネス社会における女性の昇進を巡る男女差、嫉妬などを描く。
22.「私にだってなれる!夢のナレーター単願希望」…伝説の今は亡き名ナレーターを目指して奮闘する女性の姿を描く。
23.「ブラッド・アンド・ゴールド 黄金の血戦場」…第二次世界大戦を舞台に、ドイツ人脱走兵と若い女性が危険な宝探しに巻き込まれていく姿を描くアクション。
24.「マザーズ・デイ」…遠い昔に生き別れた息子がギャングに誘拐されたことを知った元特別捜査官(エージェント)が、封印していた殺人的なスキルを武器に、何があろうと息子を取り戻そうと奮闘するアクション・スリラー。
25.「ザ・マザー:母という名の暗殺者」…軍隊出身で殺し屋の主人公が、生まれてすぐ安全のために手放した娘の危機に立ち上がるサスペンスアクション。

【2022年以前の公開作】
26.「ベルファスト」…アイルランドと英国との関係などをアイルランドの地元地域の視点で描く。
27.「茜色に焼かれる」…尾野真千子の熱演が光る。
28.「予告犯」…犯人グループが悪い奴らに鉄槌を下すというので、妙に共感させられる。
29.「ある男」…ネットなどではなりすましというのがあるようだが、この映画も、暗い過去の自分を捨てて、他人に成りすまして人生を再出発しようとする人物を追う弁護士が、複雑な心理状態に追い込まれる話。
30.「大河への道」…伊能忠敬の日本地図完成の裏側に隠された史実。
31.「RRR」…3時間(182分)の長尺ながら、最初から最後まで、息もつかせぬアクションが見ごたえがある。特にスローモーションが効果的。
32.「バーフバリ 王の凱旋」…インド映画「バーフバリシリーズ」の第2作。「バーフバリ 伝説誕生」に引き続きS・S・ラージャマウリが監督を務め、古代王国の王位継承争いの結末を描いている。
33.「デイ・シフト」…表向きはプール清掃作業員として働きながら、その裏でバンパイア・ハンターとして生計を立てる男を描く。

34.「三匹の侍」…文政年間を舞台に、宿場から宿場へと、あてどのない流浪の旅を続ける三匹の凄腕浪人が、庶民を苦しめる権力や悪人と闘うというストーリー。3匹のキャラが特徴的で面白い。
35.「孤狼の血 Level 2」…暴力団組織の抗争、警察組織の闇、マスコミの策謀、身内に迫る魔の手、そして最凶最悪のモンスターによって、日岡松坂桃李)が絶体絶命の窮地に追い込まれるというクライム映画。
36.「ミッション:8ミニッツ」…極秘ミッションとして、シカゴ行き列車の乗客が死ぬ8分前の意識に潜入しテロリストを探せと強制的にそのミッションに挑まされるという主人公を描いたSFサスペンス&ミステリー。

37.「ロング・ウィークエンド」…タイムトラベラーのSF的要素があるロマコメ。
38.「スマホを落としただけなのに」(2022、韓国)…平凡な会社員が、自分のあらゆる個人情報を収めたスマートフォンを紛失した後、日常が脅かされ始めることで展開する物語を描いたサスペンス作品。日本版よりはるかに面白い。
39.「スティルウォーター」…典型的なアメリカの保守的な白人男性が、フランス・マルセイユで収監中の娘の面会と無実を晴らすために、言葉も通じない異国の地で真実を突き止めようとする話。
40.「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」…現代と過去を繋げる1台の無線機で繋がった現代の刑事・三枝健人と過去の刑事・大山剛志が時を超えて再び手を組み、政府高官の不審死に端を発する巨大な陰謀に立ち向かっていく。

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2024年は「哀れなるものたち」「コヴェナント 約束の救出」「DOGMANドッグマン」(リュック・ベッソン監督)などに期待。

 

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