その記念作品となる最新作のタイトルは「ゴジラ-1.0」(ゴジラマイナスワン、英題:GODZILLA MINUS ONE)に決定。一部予告動画が発表された。
1954年に初めて姿を現して以来、日本のみならず世界中を魅了。70周年記念一大プロジェクトとして製作が決定した“令和”初のゴジラは、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる。
監督・脚本・VFXを担うのは「永遠の0」「アルキメデスの大戦」などの山崎貴監督。監督はゴジラ・ファンを公言している。
「ALWAYS続・三丁目の夕日」のでも冒頭にゴジラを登場させてファンを驚かせた山崎監督は日本を代表する映画監督の一人。ゴジラとゆかりのある山崎監督が、満を持してゴジラ最新作に臨んだ作品。
舞台となるのは、戦後の1945年から1949年ごろのすべてを失った日本。戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラが、この国を負(マイナス)に叩き落す。
動画ビジュアルには荒々しくも神々しい新たなゴジラが写り込み「戦後、日本。無(ゼロ)から負(マイナス)へ。」というコピーが想像を絶する危機を予感させる。
特報では、戦後、復興の兆しも虚しく、日本がゴジラによって破壊されていく光景が映し出される。史上最も絶望的な状況での襲来に“誰が”“どうやって”立ち向かうのか。
山崎監督は「僕が今まで作ってきた映画の集大成になっていると思います。そしてそれは劇場で「観る」のではなく「体験」するにふさわしい作品になったと思います。ぜひ最恐のゴジラを最高の環境で体感していただきたい」と自信をにじませる。
「ゴジラ-1.0」は、11月3日の“ゴジラの日”に全国公開。ティザービジュアルのポスターおよび特報は、7月14日以降、一部を除く全国の映画館にて順次掲出・上映される。
北米の映画館では「GODZILLA MINUS ONE」の英題で12月1日より公開されることが発表された。
■興行収入:
「ゴジラ-1.0」(2023):100億円(fpd予想)
「シン・ゴジラ」(2016):82.5億円
「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」(2001):27億円