映画「ドライブ・マイ・カー」が第94回アカデミー賞で作品賞、監督賞(濱口竜介)など4部門にノミネートされた。日本の作品が「作品賞」にノミネートされたのは史上初の快挙。
「ドライブ・マイ・カー」は、人気作家・村上春樹の短編小説を濱口監督が独自の解釈を加えて映画化。妻と死別した俳優で演出家の主人公が、専属運転手と出会い人生を見つめ直す物語。
発表・授賞式は3月27日(日本時間28日)にロサンゼルスで行われる。濱口監督は「(7部門ノミネート『ウエスト・サイド・ストーリー』の)スピルバーグ監督らがいる場に行くと思うと、その場にいられることを単純に楽しみたい。それに尽きると思います」と夢舞台への思いを明かしていた。
「ドライブ・ー」は、日本映画史上初の作品賞、脚色賞のほか、1986年「乱」の黒澤明監督以来36年ぶり3度目となる監督賞と、2019年「万引き家族」(是枝裕和監督)以来3年ぶりの国際長編映画賞(旧外国語映画賞)の計4部門にノミネート。
「スピルバーグ監督らと同じ席にいることに?」興奮を隠しきれない濱口監督。
外国語映画がアカデミー賞作品賞を受賞した例は「パラサイト 半地下の家族」(韓国)があったが「ウエスト・サイド・ストーリー」(スティーブン・スピルバーグ監督)などを相手に、ひょっとするとひょっとする?
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