「ラブ・アゲイン」(原題: Crazy, Stupid, Love、2011)を見る。基本は3組の男女のロマンチック・コメディだが、片思い、三角関係と複雑に入り組んでいる。「ラブ・アクチュアリー」のミニ版か。ライアン・ゴズリングはゴールデングローブ賞・主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。
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40代の生真面目な男キャル・ウィーバー(スティーブ・カレル)は、妻エミリー(ジュリアン・ムーア)が浮気をし離婚を切り出される。
高校時代からつきあっていたエミリー以外の女性とデートもしたことがないキャルだったが、ある夜、バーでプレイボーイのジェイコブ・パーマー(ライアン・ゴズリング)と知り合い、ジェイコブの助言でファッションや髪型を磨いて新しい人生を歩もうとする。
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ライアン・コズリング演じるジェイコブは、夜ごと違う女を“お持ち帰り”する女たらし。生真面目なキャル(スティーブ・カレル)にアドバイスすると、オールドミスのケイトをお持ち帰り。後から、ケイトが13歳の息子ロビーの担任とわかり、ケイトからしっぺ返しを喰らう。
息子ロビーは、大人びたことを言い、父キャルに母エミリー(ジュリアン・ムーア)を取り戻せと意見する。ロビーは、幼い妹のベビーシッターのジェシカに首ったけ。ジェシカの意中の人は、ロビーの父のキャルだった。
ジェイコブが酒を飲んでいると、ハンナ(エマ・ストーン)が恋人が優柔不断で別れた後、バーにやってきて、やけ酒を飲んで、ジェイコブにキス。
ジェイコブはハンナをお持ち帰りとなるが、ハンナがどんな手を使って女性を口説く戦略なのかというと「ダーティ・ダンシングだ」という。飛び込んできた相手を高く持ち上げると、それでうまくいくといい、それを実践したり、他愛ない話で朝まで語り合い友情を深め、ジェイコブは本気になっていく。
「フォトショ(ップ)(=加工修正)しているの?」というくらい鍛えているコズリング。
この二人、ほとんど「ラ・ラ・ランド」(2016)
ラストは、カオス状態になる。
ベビーシッターの17歳のジェシカが、自身の裸の写真を封筒に入れていたが宛先が、ベビーシッター先の父親キャルだったことで、ジェシカの父親が乱入。ハンナが恋人として連れてきたのが、飲み仲間となり、恋愛指南を受けていたジェイコブであったことで、猛反対。
結局、キャルとエミリー夫婦は元通りになり、キャルは娘ハンナとジェイコブの交際を許し・・・ということになりハッピーエンド。ジェシカは、「例の写真」をロビーに渡し「大人になったらね」といい残して去っていく。
主な登場人物:
ジェイコブ・パーマー:ライアン・ゴズリング
ジェシカ・ライリー:アナリー・ティプトン
ケイト・タファティ:マリサ・トメイ
クレア・ライリー:ベス・リトルフォード
バーニー・ライリー:ジョン・キャロル・リンチ
デイヴィッド・リンハーゲン:ケヴィン・ベーコン
リズ:ライザ・ラピラ
リチャード :ジョシュ・グローバン
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