ドラマ「わたし旦那をシェアしてた」の第1話を見た。放送時間帯が深夜(木曜夜11:59~)なので、見逃し配信で見た。
それにしても、刺激的で奇抜なタイトル。「あなたの番です:第2章復讐編」といい、このドラマといい、これまでにないタイプのドラマ。
1人の男が、3人のシングルマザーの女たちと事実婚であったということが、男が殺されて発覚するところから物語が始まる。しかも男は遺書を残していて、3億円の遺産を、3人のうちの一人に渡すというのだ。3人の女のバトルがシェアハウスで共同生活を始めてから始まる。
とある食品会社の役員の座を奪取したシングルマザーの森下晴美(小池栄子)は、第一線で活躍するバリバリのキャリアウーマン。思春期真っ只中の一人娘・沙紀と折り合いがつかない事を不安に思っていた。
娘との関係が悪化した事がきっかけとなり、仕事面だけでなく、友人関係でもトラブルが相次ぎ、苦悩していた最中、摩訶不思議な雰囲気を醸し出す天谷恭平(平山浩行)と運命の出会いを果たす森下晴美。
他人に甘えられない性格の森下晴美だが、運命の相手・天谷恭平の前では心を開く事ができていて、いつしか2人は事実婚状態になっていた。
自分の思いを理解してくれる天谷恭平と時間を共有する事に幸せを感じていた森下晴美だったが、天谷恭平が殺害された、という受け入れがたい情報を警察から伝えられ、着の身着のまま搬送先の病院へと足を運んだところから状況が一変する。
さらに、病院で出会ったばかりの小椋加奈子、藤宮茜と一緒に、“シングルマザー専用のシェアハウス”で共同生活する事と、一番愛した女性に3億円の遺産を用意されている事が天谷恭平の遺言書に記載されていたのだった。
シェアハウスの管理人・染谷文江(夏木マリ)が遺言書を持っていたのだった。この管理人は、3億円の遺産を処分したあとは、シェアハウスは染谷自身の所有となるというのだが・・・。この管理人が鍵を握っていそうな予感。
しかも、殺された旦那については謎が多く、多くの嘘が絡み合っていたというのだが・・・。3人の女にとっては、妻1、妻2、妻3のどの立ち位置に自分がいるのか疑心暗鬼。男は、高額な婚約指輪を買いに行った帰り道に、複数の男たちに拉致され殺されたのだ。現金は奪われずに指輪だけがなくなっていた。
捜査を担当する刑事は、殺された男の知り合いであるという女刑事・塚本美保(渡辺真起子)で、何か知っている雰囲気。塚本は「3家族をローテーションで、シェアしていたわけね。”ヘビー・ローテーション”だわ」とつぶやくのだが・・・。果たして今後の展開は・・・。
10話で完結。GyaoやHuluの配信で視聴が可能。