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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">ドラマ:「就活家族~きっと、うまくいく~」(第2話)</span>



就活家族 ~きっと、うまくいく~」(第2話)を見た。
第1話は後半だけ見たが面白そうだったので2話はすべて見たが、仕事をしている多くの人、サラリーマン、OLなどにとっては、内容がリアルでシビアなことから「ドン引き」という声もネットで見られる。

現実に厳しい社会でもがいている、という人たちが多い中で、ドラマでも追い打ちをかけるような重い展開を見せられれば、敬遠したくなるという気持ちは理解できる。
 
一家・家族4人全員が「就活」せざるを得ない状況に追い込まれるのがタイトルのゆえん。一流企業の部長職にある一家の主が、出世レースでライバルの人間が仕組んだ罠にかけられ失業してしまう。

家族に失業したとは言えず、日中、ベンチで過ごしたり、時間をつぶすというのは、身につまされるところもある。同様に失業している男から「同じ境遇ですね」と声をかけられても、大企業の部長だったというプライドのためか「あなたとは違います」と相手にしないのだが、別の日にもまたベンチに座っていると、同じ男が声を掛けてくる。「やっぱり、ご同輩じゃないですか」。


 
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早期退職について相談に乗っていた川村優子(木村多江)からの思いもよらぬ裏切り行為で窮地に追い込まれた富川洋輔(三浦友和)。

”日本鉄鋼金属の人事部長が女性社員にセクハラ”というニュースは会社に甚大な被害を及ぼすため、社長の的場(中丸新将)から「彼女を説き伏せることが出来なければ、役員昇進だけでなく、社員という立場も危うくなる」と忠告される。
  


身に覚えのない優子の告発に戸惑う洋輔は、真実を明らかにしようとするが優子は「お願いだからもう付きまとわないでください」の一点張り。固い信頼関係で結ばれていたはずの部下たちからも「まさかあの富川部長が…」と白い目を向けられ、次第に会社内で居場所を失っていく。ついには人事担当常務の織部から、新部署が決まるまで自宅待機を言い渡されてしまう

夫の役員昇進に喜ぶ水希(黒木瞳)に事実を言い出すことが出来ず、出社するフリをして公園で時間を潰す洋輔は、そこで同じ境遇の天谷五郎(段田安則)と出会う。同情の眼差しを向ける天谷にたまらず「わたしはあなたとは違う」と言い放つ洋輔だったが、やがて会社からは非情な通達を受けることになり…。

その頃、商品管理部でのセクハラに悩んでいた長女の栞(しおり)(前田敦子)は、真壁雄斗(渡辺大)の仲介で外商部一課への異動を実現させようとしていた。外商部一課長の中原綾子(山本未來)は栞(しおり)と真壁の関係を確認し、「課内でイチャつかれると困るから」と釘を刺すが、栞はすでに真壁に対して特別な感情を抱きつつあった。
  
一方、怪しげな就活塾国原就活塾に入塾した長男の光(工藤阿須加)。
ラソンやトイレ掃除といった就職活動にはまったく関係ないカリキュラムに追われる日々に、次第に不安が募っていたが、国原耕太(新井浩文)に言葉巧みに丸め込まれ、さらに10万円もする高額の教材費を払うことになっていった。塾員を募金活動に立たせ、集まったお金は、自分の財布に入れる耕太

洋輔の日本鉄鋼金属退職を機に、徐々に形を崩し始めた富川家はどうなるのか…? 
 
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確かに、スカッとするドラマなど爽快感のあるドラマの対極にあるような、重苦しい、
人によっては身につまされるドラマだ。第1話は2ケタ視聴率(11%台)で好発進のようだが、「う~ん、あまりみたくない」という視聴者がふえているのも確かなようだ。

ただ、サブタイトルにあるように「きっと、うまくいく」とあり、苦難に直面しても、前向きにとらえれば、必ず道は開けるというポジティブなテーマのようで、そこに救いがありそうだ。

サラリーマンを卒業した身にとっては、共感できる部分も多く、おもしろいドラマではある。継続の予定。



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