アガサ・クリスティ原作の「そして誰もいなくなった」がドラマ化され、きょう・明日と2夜連続の放送が始まった。第一夜を見た。
出演者が豪華俳優陣で見ごたえがあった。
絶海の孤島にあるホテルに招待された10人の客がひとり、またひとりと殺されていき、ついには全員が殺され、後日10体の死体が発見される――という「クローズド・サークルミステリー」の代表的作品として知られる同作は、何度も舞台や映画・テレビドラマとして上演、上映されてきた。
長坂氏×和泉監督のタッグによって、ミステリーの金字塔とも言える「そして誰もいなくなった」。
島のオーナーと称する人物から招待されたという8人の客と、オーナーの指示で8人をもてなす執事夫妻の計10人が、携帯、無線機器などをすべて預けさせられ、全員到着の翌日オーナーが現れるということだったが・・・。
10人を待っていたのは、LPレコードに録音された声だった。その声の主によると、
集まった10人は、過去において、何らかの人間を殺害しているというものだった。
10人が、それぞれの事件には理由があったことが語られていくが、1日目、2日目と、次々に人がなくなっていく・・・。犯人はいったい誰なのか、犯人を推測するものが現れるなど、疑心暗鬼と謎が深まっていく。
荒涼とした島の風景などの映像が美しく独特の雰囲気があった。
また、音楽もスリリングで盛り上げている。前半の今日の放送では、10人が死んだというところで終わった。そこに現れた捜査一課刑事が推理してく後半に続いていく。どんなトリックが隠されているのか興味深々。
第二夜予告↓。
”犯人”は、最も意外な人物ということになるとやはりあの人物か?(笑)。
第二話:予想外の人物が犯人だった! 物事には必ず仕掛け、タネがある。
※先日亡くなった渡瀬恒彦は、このドラマが遺作となった。
あらためてご冥福を祈ります。
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