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<span itemprop="headline">ドラマ「夜行観覧車」(第3話)</span>

 

 
ドラマ「夜行観覧車」(第3話)だが、ストーリーがもやもやだらけですっきりしない。
 
おもに2家族を中心に描いているが、高橋家は、両親と娘、息子の4人暮らしで、一見穏やかそうに見えるが、なんと高橋家の主・弘幸が殺される。警察の調べで、犯人は、身内の犯行と絞られていく。そうなると可能性があるのは2人?3人?くらいということに・・・。
 
一方、高橋家の向かいに越してきた遠藤家でも、問題が起こっていた。長女・彩花が、反抗期とはいえ、一昔前の”積木くずし”の中学生程ではないにしても、荒れ放題で、親に暴言を浴びせていた。
 
第3話の冒頭で、警察の聴取を受ける真弓は「親としてこういうのはどうかと思いますが、まるで獣のようになって・・・」と告げていた。一方で、警察に対して「私は、犯人を見たような気がする」と語る。警察の「男ですか、女でしたか」については、「そこまでは・・・」というのだが・・・。
 
このドラマの主役である真弓(鈴木京香)は、大変な娘を持って…と同情も引いたが、金銭感覚などで、甘いのではないかと思える。
 
娘の彩花からネット・オークションで、贔屓の歌手のポスターを落札してほしいと頼まれたが、落札価格が「10,000円」だったことに、彩花からは、「ばっかじゃないの。吊り上げられて、せいぜい5,000円だよ」と馬鹿にされる。
 
また夜コンビニで、買い物をしていると、高橋家の次男・慎司が支払の際に、財布を忘れたからというので、10,000円を手渡す。細かいのがないと言っていたが、買い物の金額は1,000円以内。立て替えで払って、9,000円は普通は受け取るだろう・・・。慎司も「明日朝には間違いなく返しますから」と当たり前のようにつり銭(9,000円余り)を持ち帰る。
 
この2家族、みなそれぞれが苦悩しているのだが、真弓の夫・啓介は、殺された弘幸から、2,000万円の借金をしていたことが警察から真弓の耳に入る。これも寝耳に水の話で、真弓は驚く。
 
啓介と弘幸の妻・淳子(石田ゆり子)の携帯の会話で「真弓には、一生内緒にしておく」というセリフがあった。不倫か。まさか。大体想像はついてきたが・・・。
 
遠藤家の隣に住む小島さと子は、相変わらず、嫌味たっぷりに遠藤真弓に話しかけてくるが、ひばりが丘の婦人会を牛耳っているが、裁縫などに集まる婦人たちからも蔭では何と言われているかわからない。
 
小島家の主人もほとんど家におらず、息子のマー君は、奥さんと海外暮らしで、3年も家に帰ってきていないらしい。電話でマー君生きがいのような話し方をしているが、マー君のほうは、うるさがっているようにも見える。
 
登場人物が、誰一人共感できる人物がいない。
殺された弘幸が一番まともだったのかもしれない。
 
展開はだんだん読めてきたが、ドラマの視聴率は思ったほど伸びていないらしい。
配役などから、あの「家政婦のミタ」を上回るかとも一瞬思ったが、案外平凡に終わってしまうのか。もう一つ、あっと驚くような展開に期待したい。
 
原作を読んだという人のコメントでは、期待したどんでん返しもなく、ラストは、あまり驚きもなく・・というのが目に入る。
 
 
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