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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">ドラマ「クロコーチ」(3億円事件の真相を追求する型破り汚職刑事)</span>


 
 
この10月からスタートしたドラマの中で迷宮入りとなった”3億円事件”を扱ったドラマということで「クロコーチ」(10月11日、第1回放送)をきょう見た。
 
1968年に起きた3億円強奪事件を追う刑事の話ということで、関心はあったが、主人公が悪徳警官ということもあり、リアルさに欠け、第2回以降も見るかは・・・?
 
クロコーチとは、神奈川県警刑事部捜査第二課の黒河内圭太班長長瀬智也)のこと。警部補で、捜査のためなら手段を選ばず、犯行隠蔽・収賄など平気で行い「県警の闇」と言われる。「正解」が口癖で、三億円事件に強い執着心をもっている。
 
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黒河内は、警察官でありながら、政治家から賄賂を受け取ったり、犯罪に加担したり、ヤクザまがいの言動で、要注意人物とされる。警察からもマークされており、女性キャリアとして着任してきた東大法学部出身の刑事部捜査第一課・警部補の清家(せいけ)真代(剛力彩芽)を黒河内のパートナーにつけて、黒河内の行動を探ることにした。
 
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清家は、過去10年間の事件については、徹底して記憶しており、過去10年間以内の事件についての話題が出ると、まばたきをして記憶を呼び起こす癖がある。黒河内の不審な行動について言い当てると、黒河内は「正解」という。
 
主人公の警官が、いわゆる悪徳警官であることから、その行動・人物には全く共感できない。神奈川県知事役に渡部篤郎、警察組織内の科学捜査研究所の研究員に香椎由宇、警察本部長に風間杜夫などが出演している。
 
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若い女性の殺害事件、犯人とみられた県会議員・郷田の自殺(県知事の告発を記した遺書は残した)、県知事の再選不出馬宣言により、警察が身柄を拘束、など物語が展開するが、どうも主人公のクロコーチの行き過ぎたピンチラのような振る舞い、おふざけが鼻につき、第2回は見るかどうか迷う。
 
ただ、3億円事件のとらえ方には興味がある。
 
3億円をテーマにしたドラマはこれまでテレビでは4回制作され、映画でも宮崎あおいが3億円の犯人役で「初恋」という映画も作られた。すでに時効が成立した謎の3億円事件だが、何回も取り上げられるのは、いろいろな仮説が想定されるからだろう。
 
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剛力彩芽(ごうりき・あやめ)が若手人気女優といっても、実年齢21歳で、大学卒で、警察の警部補というのは、高校生が制服を着ているようで、無理があるような・・・。

風化した3億円事件が題材で、若い世代など関心はなさそうなテーマだが、剛力の人気で若い層の視聴率を上げようというのがミエミエ(笑)。
 
CMでは、そのキュートさ、かわいらしさで引っ張りだこ(auほか)で、芸能プロダクション、オスカー・プロモーションの”3人娘”の一人
 
3人娘の中では、映画・ドラマでは、忽那汐里(くつな・しおり)(「マイ・バック・ページ」「許されざる者」ほか)や武井咲(たけい・えみ)(「愛と誠」「るろうに剣心」ほか)がやや先行した感がある。
 
 
 
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