映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は、ミスをした会計士2人に対する処分を決定した。アカデミー賞関連に「出入り禁止!」。うーん、それだけか。軽い。(追加:担当会計事務所との契約を来年以降白紙に・・・。)
マーサ・ルイズとブライアン・カリナン 受賞結果の入った封筒を管理している大手会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)の会計士が、舞台の袖で間違った封筒をプレゼンターに渡したことから発生した今回の大ハプニング。
映画芸術科学アカデミーのシェリル・ブーン・アイザックス会長は、今回の授賞式を担当していた会計士ブライアン・カリナンとマーサ・ルイズの両名には「二度と授賞式の仕事はさせない」と決定。上の写真では、にこやかにポーズをとっていたが、前代未聞の失態の責任は重い。
これを受け、PwCのスポークスパーソンもコメントを発表。「2人がアカデミー賞の仕事から外されたことは確認しています。でも2人はこれからもパートナー会計士として事務所に残ります」。事務所をクビになることは免れたということ。
ちなみに雑誌『ハリウッド・レポーター』によると、アカデミーの理事会は今月下旬に会議を開催、PwCとの今後の関係について討議する予定だという。
日本だったら、これだけの世界的なお騒がせ事件を起こして、会社に留まることはあり得ないかもしれない。会社も、出入り禁止になるようなことになれば、会社も致命的なダメージを受けるだろう。
プライスウォーターハウスクーパースは、ロンドンが本拠地。 世界159カ国に180,000人のスタッフを擁する世界最大級のプロフェッショナルサービスファーム。世界の4大ファーム(企業)の一角を占める会社。
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