やはりというべきか、執拗な「ウィンドウズ10」更新について、マイクロソフト（MS）の「汚いトリック」と批判する記事が出た。
世界最大級の公共放送局「BBC」（British Broadcasting Corporation/英国放送協会）ニュースによると、パソコン基本ソフト（OS）ウィンドウズのアップグレードを利用者に促すポップアップ・ボックスの仕様について、マイクロソフトを批判する声が上がっている。
ウィンドウズ10への更新を推奨するポップアップ右上の赤い「x」をクリックすると、ボックスが閉じるのではなく、更新手続きが始まるからだ。
赤い「x」をクリックするとポップアップは閉じるのが、これまで通常だった。
赤い「x」をクリックするとポップアップは閉じるのが、これまで通常だった。
それだけに、ウィンドウズ利用者の間に混乱が広まっているのだという。
一方、マイクロソフトによると、アップグレード開始時間を知らせるポップアップが開くので、そこでアップデートをキャンセルできる。
ポップアップ・ボックスの仕様が変わったのは、このアップグレードが「推奨」に分類されており、今では多くの利用者がセキュリティー対策として「推奨」更新を受け入れるようパソコンを設定しているからだ。つまり、ポップアップを不要扱いしても更新を不要扱いしたことにはならない。
ウエブサイト「PCワールド」の編集者、ブラッド・チャコスさんによると「汚いトリック」だと批判する。「こういう汚いトリックは、長年のウィンドウズ・ユーザーを怒らせるだけだ。おなじみで大好きなOSを使い続けるだけの理由がある人たちなのだから」とチャコスさんは書いた。
マイクロソフトは、「ウィンドウズ10への無料アップグレード特典が7月29日に期限切れとなるので、ウィンドウズの最良バージョンへのアップグレードを手助けしたい」と説明している。
「10月に情報共有したように、『推奨』アップグレード受け入れを設定しているウィンドウズ7と8.1の利用者に、ウィンドウズ10を提供する。ウィンドウズ10の更新を受けるか拒否するか、利用者は選ぶことができる」というのだが・・・。
一方、マイクロソフトによると、アップグレード開始時間を知らせるポップアップが開くので、そこでアップデートをキャンセルできる。
ポップアップ・ボックスの仕様が変わったのは、このアップグレードが「推奨」に分類されており、今では多くの利用者がセキュリティー対策として「推奨」更新を受け入れるようパソコンを設定しているからだ。つまり、ポップアップを不要扱いしても更新を不要扱いしたことにはならない。
ウエブサイト「PCワールド」の編集者、ブラッド・チャコスさんによると「汚いトリック」だと批判する。「こういう汚いトリックは、長年のウィンドウズ・ユーザーを怒らせるだけだ。おなじみで大好きなOSを使い続けるだけの理由がある人たちなのだから」とチャコスさんは書いた。
マイクロソフトは、「ウィンドウズ10への無料アップグレード特典が7月29日に期限切れとなるので、ウィンドウズの最良バージョンへのアップグレードを手助けしたい」と説明している。
「10月に情報共有したように、『推奨』アップグレード受け入れを設定しているウィンドウズ7と8.1の利用者に、ウィンドウズ10を提供する。ウィンドウズ10の更新を受けるか拒否するか、利用者は選ぶことができる」というのだが・・・。
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上の記事はグローバル市場についてだが、日本でも、最近「Windows１０」の更新の勧誘がしつこく画面に出るという声が、ブログのあちこちで見られた。マイクロソフトにしてみれば最新バージョンに切り替えてもらいたいということのようだが、これまでにも、切り替えの過渡期で、Windows Vistaのように、明らかに失敗した例がある。
最近、といっても今年１月くらいの統計では、既にサポートを終了している、かつて主流だったWindowsXPのシェアが僅かであってもシェアが上昇しているという事実もあるようだ。
実際にWindowsXPは長く使っていたが、別に不自由は感じていなかった。
Windows7に切り替わった時には、やや戸惑ったが、だんだん慣れたところだった。
１，２年前にパソコンを買い換えた時に、こんどはWindows８．１にした。低価格パソコンを選んだので、たまたまだったのだが、Windows7とどこが違うのか、どんなメリットがあるのか、今ひとつはっきりしなかった。
四半世紀以上前、DTP(デスクトップ・パブリッシング）による英文雑誌作りの仕事に携わっていた頃は、マッキントッシュ（現在のアップル）のOSが圧倒的に使いやすかった。Mac上のDTPソフトである「QuarkXPress」は、Windowsの１０年先を行くソフトだった。1990年代では、DTP業界のデファクトスタンダード（事実上の業界標準）だったことは間違いない。その後は、Adobe社の製品にそのポジションを奪われたようだが・・・。
Windowsパソコンが圧倒的なシェアを占める中でも、デザイン、制作部門では、いまだにMac（アップル）のパソコンが一定の力を持っている。KINKO'S（キンコーズ）などの出力会社に行ってみれば、MACのスペースがWindowsを上回っている。
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そんな焦りが、マイクロソフトのWindows10のゴリ押しにも見えているような気がする。”ご親切な”押し売りは今のところいらない気がするのだが・・・。
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