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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「アウトロー」(原題:Jack Reacher、2012)</span>


 
トム・クルーズ主演の「アウトロー」(原題:Jack Reacher、2012)を見た。
共演は、ベテランのロバート・デュヴァル(「ゴッドファーザー」「ブリット」)、ロザムンド・パイク(「ゴーン・ガール」)など。
  

           「3対1だな。二人は逃げ出すだろうからな。」
 
 
アレジェニー川に面した、PNCパーク(地元球団ピッツバーグ・パイレーツの本拠地)前の公園で、白昼に無差別狙撃事件が発生、6発の銃弾が発射され罪もなき
5名の通行人が凶弾に倒れた。
 
警察の捜査が進み、わずか1時間後には容疑者として元軍人のスナイパー、ジェームズ・バー(ジョセフ・シコラ)が逮捕される。
 
しかし、バーは殺人容疑を否認し、彼がかつて軍で最も恐れていた男、ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)への連絡を要求する。
 
リーチャーは、元米軍の秘密捜査官として名を馳せ、今は街から街へと放浪を続ける一匹狼。真実だけを追求し、正義のためには手段を選ばず事件に立ち向かう男であった。
 
ところがバーは刑務所への護送中、他の囚人たちに襲われ意識不明の状態となってしまう。そんな中、突然警察にジャック・リーチャーが現れ、凄腕の軍のスナイパーであるバーが標的を外す訳がないと指摘。
 
何かがおかしいという確信を持ち始めたリーチャーは、一見単純なこの事件の裏にある隠された真相を暴くべく行動を開始するのだった・・・。
 

           「右目はどうしたの?」「視力を蓄えているのさ。」
 
「ブリット」を意識したような、カーチェイス(トムはスタントなしで運転した)や、70年代のチャールズ・ブロンソンの映画のような狙撃シーンなどが見所だった。
 
一見無作為殺人に思えたのだが、その裏には・・・。
意外な人物が犯人側にいた。
 
ジャック・リーチャーの言葉:
・「オレの顔をもう一度見たいか。オレは車ドロボーか?
相手には「車は好きなだけ乗っていい」と言わせる。
・「名前を聞かれれば、ヤンキースの2塁手の名前をいうことにしている 
・酒場から出て、5人と闘うことになったジャックだが「(5対1ではなく)3対1か。
  リーダーのお前を倒し、あと一人を倒せば、後のふたりが逃げ出す
 

 
ゴーン・ガール」を見てロザムンド・パイクを知ったが、「アウトロー」では、容疑者の弁護士という重要な役どころで、常に目を大きく見開いているのが印象に残る。
誰かに追われているのではないかと、突然振り返るシーンは、ゾクゾクっとした。
 
ミッション・インポッシブル」の第5弾を来年に控えたトム・クルーズだが「アウトロー」では、「コラテラル」(2004)以来の流れ者(アウトロー)の役だった。
 
あまり期待はしていなかったが、トム・クルーズが腕っ節が強くヒーロー的なアクションを見せ、テンポもよく面白かった。ただタイトルが安易ではないか。
 
☆☆☆
 
 
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