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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「アパートメント」(2007)・・・B級オカルト・ホラーだった(泣)。</span>

アパートメント」というタイトルの映画は複数あるようだ。
原題がThe Apertmentの「アパートの鍵貸します」のように気の利いたタイトルなら区別できるが、「アパートメント」だけでは、紛らわしい。
 
韓国のアン・ビョンギ監督(「コックリさん」)による究極のサスペンスホラーという韓国版「アパートメント」(2006)。
 
フランス/スペイン/イタリア合作の欧州版「アパートメント」(1996)。
これには美人女優のモニカ・ベルッチヴァンサン・カッセルなどが出演している。
 

これらだったら見どころがあったようだが今回見たのは”残念でした”の部類のアメリカ版「アパートメント」(2007)で、原題がSeanceというアメリカ映画。
 
・・・
40年前に死んだ少女オバケが出てくるオカルト映画だった。大学生5人組が遊びで霊を呼びだして、ひと騒動という映画。
 
 
古臭い大学生専用アパートが舞台。
映画はそこしか出てこない。登場人物も、そのアパートの間が抜けたような警備員と、5人の男女大学生(男2人、女3人)だけ。”一応”登場人物は、この計6人だけの
密室劇だ。
 
・・・
このアパートには、だんだんわかってくるが因縁があった。
40年前にエレベーター事故で少女が死んだというのだが、その死んだはずの少女が、時々現れるというのだ。
 
これを知ったギャル連中がお遊び気分で霊を呼びだすと、ほんとに少女のオバケが出てくる。実は、少女は事故で死んだのではなく変態サイコパスにに殺されたということがわかってくる。この少女、一見すると、あの「エクソシスト」のリンダ・ブレア
のようだ(笑)。
 
エロは全くないが、少々グロいシーンがある。
あまり新味のないオカルト映画だったが、エンドロールが流れた後で、「オチ」がついていた。これが最大の見所だったかもしれない。「あっ」と小さく笑わせるのである。
 
融通が利かない、とろい警備員が唯一ひそかに楽しみにしているのが悪趣味だが
トイレの壁に空けた小さな穴から覗くシャワー・ルームの覗き!
タニタしているととんでもないしっぺ返しが・・・。
 
「モーテル」という映画の脚本を書いたマーク・L・スミスという人が監督した初の作品ということだが、今後もあまり期待できそうにない。
 
★★
 
(ホラー、カルトは好きなジャンルではないが、”予備知識なしで”タイトルだけに惹かれて見ると失敗することもあるという”好例”だった。また”名作(北北西)に”進路変更しなければならない。)
 
 
 
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