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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">ドラマ「半沢直樹」(第8話)</span>

この夏一番の話題となったドラマ「半沢直樹」。
 
ある記事によれば、成功した背景は3つあるという。
 
1つは、出演者たちの高い演技力。主演の堺雅人国税局職員の片岡愛之助、前半の浅野支店長を演ずる石丸幹二など。
 
2つ目は、普段知りえない銀行という内部が舞台が選ばれたこと。
かつての「白い巨塔」が大学病院の内部に”メス”を入れたように、普通の人がなかなか体験できない職業を描いているところ。原作者の池井戸潤氏の銀行経験が大きく影響している。
 
第3は、「水戸黄門」に代表される、日本人が好む勧善懲悪のドラマ。流行語となった「倍返し」を初めとする勧善懲悪が、うまく盛り込まれている。このドラマでは、「銀行は、金貸しに過ぎない」という言葉が登場するように、国民の間に深く根ざしている「銀行悪者論」をバックにしているから、ますます受けがいいというのだ。
 
・・・
第8話では、半沢が、またしても窮地に追い込まれるが、老舗ホテルへの120億円の不正融資と合わせて、額は小さいが中堅電機メーカーへの3,000万円の融資が、横流しされていた事実に、銀行の幹部が深くかかわっていることを突き止めた半沢の反転攻勢が見られた。
 

金融庁対策のための行内模擬試験で、半沢を追い込み、半沢の後任に融資部の福山啓次郎(山田純大)を据えようと画策した銀行の上層部は、半沢の”切り札”を知る前に、打ちのめされてしまう。
 
数字・データでは才能があるらしい福島の机上(タブレット上)の空論「企業は人」を完膚なきまでに打ち砕くのである。そして、いよいよ、諸悪の根源とみられる人物(すでに半沢は、大和田常務とみている)の隠された行状を徐々に知ることになる・・・。
 
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半沢の妻・花(上戸彩)は、半沢の実家で、義父(半沢直樹の父)を自殺に追い込んだのは、半沢が勤務する東京の大和田常務であるという事実を知る。
 
半沢には、その信念に共感をもって協力する人物が常に周りにいる。
半沢と同期の近藤(滝藤賢一)は、出向先のタミヤ電機を舞台にした迂回融資事件を知る。タミヤ電機を隠れ蓑にし、3千万円もの融資を受けていたアパレル会社「ラフィット」を突き止め、そこの女社長・棚橋貴子(相築あきこ)をタクシーで追跡し、豪邸の中に入っていった女社長を見て、その家の表札を見て驚く。そこには「大和田」とあった。(今日は自宅で作業をしているから…と言って店を出たので、女社長は、大和田の妻だったのか)。
 
大和田は、伊勢島ホテルの社長に羽根専務(倍賞美津子)を、また自身は東京中央銀行の頭取の座を狙う。次回は大和田と半沢の戦いが火花を散らすことになりそうだ。大和田の野望が打ち砕かれ、大和田の土下座はいつみられるのか(笑)。
 
次回か、最終回か?
 
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「点」と「点」が、線となりつつある・・・。
いよいよあと2回を残すのみとなった。
次回の「第9話」は10分の拡大放送。ついに「出向」か・・・?
 
「第8話」見逃した人はこちら:
 
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