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<span itemprop="headline">IOC総会: 東京決定は日本のプレゼンテーションの勝利か。</span>

 
今回のIOC総会では、2020年のオリンピック開催地を決める最後のプレゼンテーションが行われ、第1回投票では過半数に届かず、決選投票で、大差で勝利を勝ち取ることができた。
 
プレゼンテーションに先立って、日本の皇室から高円宮妃久子(たかまどのみやひ・ひさこ)さまが、震災の復興対する謝意を述べるなど感動のスピーチがあり、IOCメンバーも、日本支持に大いに傾いたのではないかと思われる。
 
このスピーチは、guchさんのブログで紹介していたので、ここでも取り上げた。
冒頭フランス語でスピーチをした後、得意の英語のスピーチへと続いている。あとから、久子さまの経歴(英ケンブリッジ大卒など)を知れば、納得。
 
 
 
高円宮妃久子さまの冒頭あいさつの要旨
まず、日本国民を代表して御礼申し上げたいことがございます。
2011年、大きな地震、そして津波を体験しました。国際オリンピック委員会(IOC)と関係者の皆様は、深い同情の念を表していただきました。
私どもはそれに対する感謝の気持ちは一生忘れません。
 
私は個人として、IOCの皆様に心から感謝したいと思います。
IOCの特別な支援「ツバサ・プロジェクト」は、若い選手たちに、笑顔と希望をもたらしてくれました。日本語の「ツバサ」は、英語で「ウイング」という意味です。
この翼を得て、未来へ、そして夢へ飛び立とうとしています。
 
私たちのような皇族がこのように話をすることは初めてかもしれません。
しかし、日本の皇族は常にスポーツを支援してきました。私の亡くなった夫はスポーツマンでした。私は9つのスポーツ組織の名誉総裁を務めています。そのため、非常に多忙です。
 
チームジャパン」がこれからプレゼンテーションを始めます。説得力のあるものとして聞いていただけると思います。今回、このような機会を与えてくれたことを、感謝いたします。
 
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国際会議の場で、全世界が注目する中で、堂々と、自信に満ち溢れて英語で(フランス語も)説得力あるスピーチをするというのは、想像を絶するプレッシャーがあると思うが、その素晴らしさに驚き、感動した。
 
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プレゼンテーションでは、滝川クリステルのプレゼンテーションも、抜群だった。
さすが、元キャスター。フランス人を父に持ち、フランス語は母国語といっていい。
 
 
安倍総理も、外国向けのスピーチとして、歴代総理の中でも特筆に値するスピーチだった。懸案とされる福島は完全に管理下にあり、影響はないこと、オリンピックに対する自身の関わり、スポーツの平等性・・・などを自信をもって伝えていたようだ。
 
 
通訳を介してでなく、力強い英語のスピーチが良かっただろう。
 
日本チームのスピーチは大成功で、開催地決定に大きく貢献したようだ。
 
日本のプレゼン・スピーチの全文(英語&日本語訳):
 
 
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