日本勢のメジャー勝利は、1977年の全米女子プロ選手権を制した樋口久子以来42年ぶり2人目。渋野の歴史的な快挙に「笑顔のシンデレラ」と世界が驚いた。樋口久子は、自分たちの時代は、笑顔はなかったと新人類の登場に驚いている。
笑顔と天真爛漫なキャラクターで海外メディアのハートも射止めた20歳。
■最後のバーディパットの時に考えていた事を聞かれた渋野は「これを入れたら優勝するのは、分かっていた。どういうガッツポーズをするか考えていた」と言うから次元が違う(笑)。20歳で度胸が据わっている!
8歳でゴルフを始めた渋野。小さい頃から、笑顔を忘れずにと母から言われ、左右のバランスということで、左バッターでのソフトボールとゴルフに取り組んで才能を示していたが、ゴルフ1本に絞った。
賞金67万5千ドル(約7,200万円)を獲得した。
大会は米ツアーに組み込まれており、同ツアーの出場資格も得た。
日本女子の米ツアー優勝は今年3月までに3勝した畑岡奈紗以来で11人目。
来年6月末の世界ランキングで決まる東京五輪代表の有力候補に名乗りを上げた。国内ランキングで一気に2位に浮上した。
来年の東京オリンピックでも渋野スマイルが見られるはず。