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<span itemprop="headline">ドラマ「半沢直樹」(第7話)</span>

 
今晩の「半沢直樹」第7話に先立ち、出張で見逃していた「第6話」を夕方、ネットで見ることができ「第7話」を見た。面白さも倍返しとなっている。
 

 
金融庁検査への対応と伊勢島ホテルの経営再建という、二つの大きな課題を突きつけられた半沢直樹堺雅人)が、ホテルが200億円の融資を得るために、資金運用による損失の事実を隠蔽(いんぺい)する工作を行ったことを突き止め、その黒幕を探し始める。
 
それにしても、一難去ってまた一難と次々に半沢に襲い掛かる試練だが、乗り切っていくところが、相変らず見どころで、わくわくの連続だ。
 
 
半沢は、何としてもホテルを救い、東京中央銀行金融庁の検査で巨額の引当金を積むことを避けるために、ホテルの聖域とも言われる領域に手を付けることを湯浅社長(駿河太郎)に進言するのだが・・・。
 
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今回直接対決するのは、金融庁検査を先頭で率いる、またしても登場する黒崎(片岡愛之助)だ。
 
大阪西支店へ国税局査察部統括官として査察に入っていた黒崎は、国税局から金融庁に戻り、東京中央銀行に対する検査の主任検査官として任命され、半沢の前に立ちはだかるのだった。
 

検査の手は半沢の自宅にまで及び、半沢の妻・花(上戸彩)も巻き込まれることになる。
 
花の機転で、重要証拠書類を実家に送り、金融庁の執拗な捜索を交わし、金融庁の役人にたいして、「銀行員の妻をなめんなよ」と啖呵を切るところも凄い。この一部始終の様子をカメラ映像で見ていた黒崎は、半沢に向かって、「いい奥さんをお持ちね」とオネエ言葉でイヤミを言う。
 
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老舗ホテルの専務(倍賞美津子)と銀行の大和田常務(香川照之)が結託して、現在の二代目の湯浅社長を退任に追い込み、専務が社長の地位を奪う計画なのだが、常務は、半沢に土下座させて、時間の猶予を与えるのだが・・・。

 
それにしても、香川照之がますます悪党の顔を覗かせ、怪演も凄みを増している。
 
25年前に、自身が半沢の父親を自殺に追い込んだことなどすっかり忘れている様子。
 
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おねえ言葉の金融庁エリート黒崎を演じる歌舞伎俳優片岡愛之助が話題を呼んでいる。舞台を大阪から東京に移した第6話
(8月25日)にも終盤、銀行に検査に入る主任検査官として登場、半沢の前に現れ「お久しぶりね」と嫌味をぶちかます
 
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半沢を演じる堺雅人の「やられたらやり返す。倍返しだ」のせりふとともに、黒崎のおねえキャラも高視聴率に貢献している。「何よ!」とおねえ言葉で絶叫してにらみ、怒りのあまり部下の股間をつかむ場面は迫力がある。
 
そんな黒崎キャラの人気ぶりを受け、原作者の池井戸潤氏も現在連載中の半沢シリーズ「銀翼のイカロス」に、当初は予定になかった黒崎を登場させるという。
 
片岡愛之助は、「僕にとって新境地というか、二枚目役とかよりは、こういう役をしたかったので、楽しくやりました。ただ、ドラマをぶち壊さないか心配だったけれど、役が面白く転がっている感じがする。演じるにあたり、女形をやっていたということもあるし、周りに結構ああいう人がいっぱいいるんです。しぐさなんか、僕の女形の弟子をちょっとモデルにしているところもありますね」 と語っている。
 
歌舞伎界の視聴率も高く、尾上菊之助尾上松緑から「見ましたよ」と言われるという。収録は5月下旬から今月26日まで行われ、歌舞伎座公演や海老蔵の自主公演の掛け持ちとハードスケジュールだったが、それもこれもドラマで愛之助に興味を持った人に歌舞伎を見てほしいからだ。
 
「だまされたと思って、歌舞伎を見に来てほしい。絶対、倍返しの面白い舞台をお見せしますよ」と片岡愛之助は語っている。
 
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このドラマの前半も面白かったが、後半に突入し、さらに大きな黒幕が徐々に明らかになっていく展開で、ますます面白くなっている。
 
あと3回を残すのみとなった。
映画化されたら絶対に見たいドラマだ。
 
 
 
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