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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「砂漠でサーモン・フィッシング」(2012)

 今朝、土曜日は、日ごろの習慣で朝5時に目覚めた。
 
早起きしたので、”朝シャン”(古い!)のあと、近くのビデオレンタル店「ゲオ」を覗きに行ったら、なんと、新作・準新作すべてが、13日、14日、15日の3日間限定で、1泊2日(2泊の後の朝10時までOK )で「オール80円」だった。
 
これは、朝からいいことだ。
午後にはもっと嬉しいことも(記事はあとで)。
 
一昨日のランチは、家から弁当持参だったが、のおにぎりが中心だった。
昨日の朝食はといえば、と玉子焼きと、簡単な炒め物だった。
鮭(サーモン)といえば、前から気になっていた映画が、新作で並んでいるではないか。guchさんも勧めていた砂漠でサーモン・フィッシング」(原題: Salmon Fishing  in the Yemen)だ。
 
新作が80円なんて、ただのようなもの。
小津安二郎の名作「東京物語」のリメイク「東京家族」(山田洋二監督)もついでに見ておこう。そして、洋画も1本(後日、タイトルは明らかに)と・・・。
新作3本で、240円なんて、ありえない!(笑)。
 
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ホント、昔の人はいいことを言った。
 
「早起きはサーモンの得」。←座布団2枚、山田くん。
 
砂漠でサーモン・フィッシング」は、2011年製作イギリスの恋愛ドラマ映画。
アラブ地域で最初に公開されて、英語版は、2012年に、英国、日本公開は、2012年12月8日。監督はラッセ・ハルストレム(「サイダー・ハウス・ルール」)。
 
 出演はユアン・マクレガー(「ゴーストライター」「彼が二度愛したS」「ビッグ・フィッシュ」) エミリー・ブラント(「プラダを着た悪魔」)クリスティン・スコット・トーマス(「イングリッシュ・ぺーシェント」)アムール・ワケド
 
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アラブの大富豪からの「イエメンでサケを釣りたい」という無理難題に応えるために奔走する人たちをコミカルに描いたドラマ。
 
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堅物のユアン・マクレガーは、趣味が魚釣り、奥さんとはうまくいっていないようで、奥さんはジュネーブに会議があるからと数週間留守にするといって出張してしまう。
そんなところに英国のプロジェクトとして、イエーメンで、鮭釣りできるようにするという計画が起こり、水産学者のマクレガーにお呼びがかかる。
 
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英国のベストセラー「イエメンで鮭釣りを」を基に、奇想天外なプロジェクトの行方を、彼を取り巻く恋と友情の人間模様に政治風刺を織り込みつつユーモア溢れるタッチで綴る。
 
英国の水産学者ジョーンズ博士(ユアン・マクレガー)のもとに、砂漠の国イエメンに川をつくって鮭釣りができるようにしてほしいという依頼が舞い込む。依頼主はシャイフというイエメンの大富豪。
 
しかしあまりにも荒唐無稽な話に、ジョーンズは仲介者である投資コンサルタントのハリエット(エミリー・ブロンテ)へ“実現は不可能”とつれない返事。
 
ところが、中東との関係改善に頭を悩ませていた英国政府がこの話に飛びつき、首相肝いりの支援事業にしてしまう。
 
結果的に無理難題を押しつけられたジョーンズは、渋々ながらもハリエットと協力してプロジェクトを進めていくことになるのだが・・・。
 
ハリエットには、付き合いだして数週間というボーイ・フレンドのロバートがいたが、ロバートは戦地に赴くことになり、報道では行方不明とされ、戦地に赴いた兵士は全員死亡というニュースもあった。
 
ところが、イエーメンで、サーモンの釣り計画が成功しようとしていた矢先、ロバートが、ハリエットの前に現れる。
 
ジョーンズも、ハリエットとプロジェクトを進行しているうちに、ハリエットに好意を抱いていたのだった。さて、ハリエットは選択を迫られることになるのだが・・・。
 
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イエメンの大富豪を演じたアムール・ワケドという俳優は、素晴らしい。
セリフの端々に、説得力があった。
 

 
話が奇想天外だが、大掛かりな映画にしてしまうところが、英国もすごい。
ヒューマンタッチのラブコメディといったところか。
 
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