インタビュアが、1年、1年に思いがあると思いますがと聞くと、
「100歳に1歳プラスされたことは、新世紀を迎えたような気分」と語っていた。生まれるわずか10年ほど前は、19世紀であり、”3世紀”を生き抜けるという可能性もあった!
日野原さんは1911年(明治44年)10月4日生まれ。
実に「明治」→「大正」→「昭和」→「平成」と生きてきたことにある。
まだわからないが、このまま元気なら「平成」が次の年号に変わるまでも生きる可能性もある。
自分はまだやりたいことがたくさんある、と語っていた日野原さんだが、「自分ができなかったミッションは、次世代に託したい」とも語っていた。
ただ生きているだけでは意味はないが、他人に迷惑をかけずに、周りに希望を
与えているのは、すごいこと。
1911年といえば、辛亥(しんがい)革命が起こった年。
飛行船イタリア号で北点への飛行を行ったウンベルト・ノビレ隊の遭難と、その救出活動を実話に基づいて描かれた映画だ。主演はアムンセンにショーン・コネリー、ノビレ将軍にピーター・フィンチ。紅一点、看護師ワレリアにクラウディア・カルディナーレが扮していた。
脱線したが「赤いテント」を見ている人が意外と少ないようだ。公開されたときは、70ミリ大画面で、北極の美しさ、自然の厳しさを味わい、ひんやりとした寒けさを感じた。
この映画はおすすめ。エン二オ・モリコーネの音楽も素晴らしい。
記事は数回紹介している:
クラウディア・カルディナーレもすばらしい。
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