「トッカン 特別国税徴収官」(第6話)
ロンドン・オリンピック期間中は、2週間放送がスキップされ、先週の第5話だけ見逃していたが、きょう「トッカン 特別国税徴収官」第6話を見た(最初の10分ほど見逃したが・・・)。
井上真央が、当たり役。ダサくて、カッコよくないが、一生懸命さがひしひしと伝わってきて、表情などを見ていると、うまい女優だなと感心する。
「トッカン」での役名は鈴宮深樹。
上司のトッカン(北村有起哉)から「ぐー子」と呼ばれるが、「言いたいことをはっきりといえず、いつも「ぐっ」と詰まってしまう」ことから付けられたあだ名。
この「ぐっ」と詰まる感じが実にいい。最近は伊達メガネをしていないが、伊達めがね越しのキョロッとした上目遣いが、キャラクター表現としてよかったが・・・。
「第6話」では、宝町税務署に、計画倒産についてのタレコミが届く。
「第6話」では、宝町税務署に、計画倒産についてのタレコミが届く。
ネットショップを開くための初期費用を大勢の契約者から集めた会社が、それを踏み倒したまま巧妙な手口で倒産しようとしているという。明らかな詐欺行為だが、裁判所が正式に倒産を認めてしまうと、税務署は滞納税を徴収できなくなってしまうのだ。
鏡は差し押さえを鈴宮に命じるが、それを聞いた金子(池田鉄洋)は「まず計画倒産を食い止めて、契約者を助けてくれ」と鈴宮に懇願する。実は金子の妻がホツミの罠にはまり、60万円の初期費用を支払っていたのだ。さらに、鏡が第二徴収部門の応援で出張になってしまい、鈴宮が1人で差し押さえする事になる。
鈴宮は、計画倒産を食い止めるために、動かぬ証拠を手にする。
隠し口座の存在だった。隠し口座の存在が発覚しては、倒産も差し戻しとなってしまう。9回の裏のさよならホームランのようなお手柄の鈴宮。
徴収官の仕事に自信をなくしてしまう鈴宮だが、町工場の社長の奥さんからは「鈴宮さんに助けられた」と感謝の言葉を告げられ、救われる気持ちになる。
毎回、上司のトッカンから、無理難題を押し付けられても、”気合”と”根性”で、逆転劇を重ねていく鈴宮。井上真央演じる鈴宮の成長物語でもある。
来週も見逃せない。
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