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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「僕の彼女はサイボーグ」(2008)</span>


映画「僕の彼女はサイボーグ」予告編
 

 
先日「おっぱいバレー」の記事を書いた時に、綾瀬はるか主演なら「僕の彼女はサイボーグ」がオススメとジーナさんや悪たれ小僧さんがコメントしていたので、DVDで見てみた。

監督が韓国のクァク・ジェヨン監督であるとも知らずに・・・。
ジョエン監督作品は、これまでに「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」を見ていた。「猟奇的な彼女」は、アメリカでリメイクされるほどの、型破りな”彼女”の話で、「〜を紹介します」も、女性警官だったか、とにかくスーパーマンの女性版のようなパワーがあった。
 
さて、この「僕の彼女はサイボーグ」は、前半は、たんたんと単調だったが、後半になると、別の映画か?と思うような大地震が東京で起こるなどのパニック映画の様相となる。2007年が舞台になっていたが、2070年の未来からやってきたサイボーグ(ロボット、綾瀬はるか)は、そのサイボーグを作った老人(小出恵介)が、自分の若い学生時代(2007年)に送り込んだものだった。
 

 
 
2133年には、サイボーグとその作者の蝋人形が競売にかけられていた。
競売の司会が、遠藤憲一で、オーバーアクションが笑わせる。

競り落としたのは、サイボーグにそっくりの女性(綾瀬はるか)。
その女性は、サイボーグの記憶を自分に蘇らせて、自分もサイボーグ同様、タイムスリップしてみる。同じシーンが最後には何回も繰り返される。
 
最初に見たシーンもその背景がわかってから見ると、印象が大きく変わる。ラストシーンが最初に来て、フラッシュバックする映画というのは多い。「ある愛の詩」「逢引き」「白いカラス」・・・。
 
同じシーンを何回も見せる・・・これが韓国スタイルなのか(笑)。日本では、阪神・淡路大震災や、この映画のあとだが、東日本大震災などを経験しているので、今この映画を見ると複雑な心境にさせられる。
 
地震でガレキにうもれてしまうサイボーグが、がれきの山から出ようとすると、下半身が、断絶され、完全に映画”ウエスト・ワールド”の世界。感情を持たないサイボーグは、とにかくなんでもガツガツと食べる。レストランでは、小さい子供連れの親子がいて、その母親が席を離れた時に、サイボーグは、子供の食べ物まで取って食べてしまう。
 
ただ、車にはねられそうな子供を救ったり、人質を取って、篭城している犯人を警察に投げ出したり、やることなすことは、スーパーマンか、スパイダーマンか。
 
綾瀬はるかファンは、堪能できる映画かもしれない。頭が180度ぐるぐる回転は、「エクソシスト」のリンダ・ブレアーのようだが、恐怖感はない。ディスコ・ダンスでは、ブレイク・ダンスを踊って、喝采を受けるサイボーグ。
 
目新しさはないが、それなりにまとまっている。
桐谷健太などが共演。
 
監督作品:
雨の降る日の水彩画 (1989)
秋の旅行 (1991)
雨の降る日の水彩画2 (1993)
猟奇的な彼女 (2001) ☆☆☆
ラブストーリー (2003)
僕の彼女はサイボーグ (2008) ★★
最強☆彼女 (2008)
 
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