「奥様は、取り扱い注意」(第1話)を見た。勧善懲悪ドラマで痛快!
綾瀬はるかが、実は「元○○○○○だった」(※)という過去のいきさつからスタートする。このオープニングは予想を裏切る内容だったが、これは前触れで、数ヵ月後、主婦になった綾瀬はるかの”スーパー・ウーマン”ぶりの活躍が始まる。普通の主婦が裏の顔を持ち、問題を解決し、スカットさせる、一話完結の痛快ドラマだった。
第1話:
伊佐山菜美(綾瀬はるか)は、閑静な高級住宅街に暮らす専業主婦。
合コンでひとめ惚れしたIT企業経営者・勇輝(西島秀俊)と穏やかな新婚生活を送っている。目下の悩みは、センスがなさすぎて料理がまったく上達せず、夫が自宅で夕食を食べてくれないこと。「ただいま。きょうは外で食べてきた。」が続く。
実は、夫にも秘密にしている”ワケありの過去”がある菜美。
波瀾万丈の過去を捨て、命がけであたたかい家庭を手に入れたのだが、新婚生活が半年経過する頃には、普通の主婦の普通の家庭生活が物足りなくなってしまい・・・。
そんなある日、菜美は隣人の主婦・優里(広末涼子)と京子(本田翼)に誘われて料理教室に通うことになる。人生の知識豊富なお姉さん的存在の優里と、好奇心旺盛で人懐っこい妹的存在の京子。
料理の味付けの仕方から、夫をその気にさせるムードの作り方など、今まで縁のなかった“主婦の知恵”について2人からアドバイスを受ける中で菜美は、生まれて初めての女友だちとの友情を育んでいく。
そんな中、同じ料理教室に通う知花(倉科カナ)が夫からDVを受けていることを直感した菜美は、優里と京子に相談するのだが・・・。
・・・
DV(家庭内暴力)が度を越えて凄まじい。いくらなんでも、包丁で妻を刺すなんて殺人未遂。これは、表現でもほかになんとかならなかったものか。
DVを受けている知花に伊佐山菜美(綾瀬はるか)があるものをプレゼントする。途中でそれが何かわかるがこれが”小道具”として威力を発揮する。
誰も知らない裏の顔を持つ主婦の悪を懲らしめるドラマで、女スーパーマンといった趣で面白かった。カンフーアクションも痛快。
やはり後味すっきりのドラマがいい。継続決定!(笑)。
第1話を見逃しても、一話完結で「第2話」からでも大丈夫。