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「名作に進路を取れ！」…映画とその他諸々のブログです。

1970年代映画：⑤1977年に見た映画。

洋画1970～00年代
 
 1977年に観た映画は、だんだん「邦画」に傾いてきたようだ。
この年の「洋画」「邦画」のベスト１０は、どんな作品だったか、並べてみた。「洋画」は、「ロッキー」が感動を与えた以外は、ドングリの背比べで、インパクトのある映画は少なかった。無理に10本を選んだ感じだった。
 
洋画ベスト１０：
①「ロッキー」  「ネットワーク」
②「ネットワーク」
　　　　　　　　　　　　
③「カサンドラ・クロス」
④「サイレントムービー」
⑤「リップスティック」
⑥「ベンジー」
⑦「ザ・セブンアップス」
⑧「オーメン」
⑨「遠すぎた橋」　　　　　　　　　　　　
⑩「マラソンマン」
 
 「邦画」は、なかなか充実していた。高倉健、北大路欣也などオールスター・キャストの「八甲田山」と「人間の証明」が群を抜いていた。
森村誠一原作の「人間の証明」を読んでから、森村作品はほとんど読んだ。少し脱線するが、森村の作品で印象に残るのは「虚構の空路」「高層の死角」「鍵のかかる棺」「殺意の重奏」「大都会」「暗黒流砂」「密閉山脈」「虹への旅券（パスポート）」「腐蝕の構造」「星のふるさと」「青春の証明」「幻の墓」など。
 
 
邦画ベスト１０：
①「八甲田山」
②「人間の証明」
③「青春の殺人者」
④「さらば夏の光よ」
⑤「日本の首領(ドン）」
⑥「白い指の戯れ」
⑦「八ツ墓村」
⑧「パーマネントブルー　真夏の恋」
⑨「デルス・ウザーラ」
⑩「不連続殺人事件」
 
この年も正月三が日から劇場へ・・・。
1月2日：「キングコング」（テアトル東京）
1月3日「不良少女魔子」「青い性」他1本（新宿昭和地下）
1月15日「あにいもうと」「さらば夏の光よ」（並木座）
1月23日「青春の殺人者」「パーマネントブルー　真夏の恋」（佳作座）
1月30日「男はつらいよ　純情詩集」（渋谷松竹）
 2月5日「ネットワーク」（新宿）
2月19日「日本の首領（ドン）」「激殺　邪道拳」（渋谷東映）
　　　「サイレントムービー」（新宿文化）
2月27日「錆びた炎」「イエロー・ドッグ」(渋谷松竹）
3月6日「ザ・セブンアップス」（新宿ロイヤル）
3月9日「アドベンチャー・ファミリー」（新宿オデオン）
3月13日「不連続殺人事件」（日劇文化）
3月31日「愛のコリーダ」（パリの劇場で：完全版）
4月3日「大陸横断超特急」（パリで）
4月9日「Gentleman Tramp」(ベルギーで、チャップリン伝記)「新幹線大爆破」
　　（Express 109）
4月11日「Double Agent」(ベルギーで)
4月15日「マラソンマン」（シュトゥットガルトにて）
5月1日「ロッキー」（渋谷）
5月7日「ピンクパンサー３」（日比谷みゆき座）
5月19日「エアポート’77」（渋谷パンテオン）
6月4日「波の塔」「風の視点」（銀座松竹）
6月24日「遠すぎた橋」（試写会、久保ホール）
7月3日「八甲田山」（上野東宝）
7月5日「悪魔の手毬唄」（銀座文化）
7月10日「月光仮面」（1部、2部）「笛吹童子」（池袋文芸地下）
7月24日「デルス・ウザーラ」「午後の曳航」（文芸坐）
7月25日「ザ・ディープ」（テアトル東京）
8月6日「The Beatles」（丸の内松竹）
8月14日「New York, New York」（丸の内ピカデリー）
8月28日「Eine Frau unter dem Einfluss (影響下の女)（ドイツ）
9月2日「007私を愛したスパイ」（ドイツ）
9月5日「あなただけ今晩は」（ドイツ）
9月11日「第三の男」「上海から来た女」（日劇文化）
9月18日「点と線」他1本（川崎）
9月23日「八ツ墓村」（松竹セントラル）
10月18日「人間の証明」（渋谷東宝）
10月30日「ファンタジア」（日比谷みゆき座）「地下室のメロディ」（スバル座）
11月5日「日本の首領（ドン）」（東映）
11月12日「仁義なき戦い」（第1作）（2回目）「仁義なき戦い　広島死闘篇」（2回目）
11月13日「獄門島」（銀座文化）
11月14日「天国と地獄」（銀座文化）
12月3日「男性・女性」（交洵社）
12月18日「007　私を愛したスパイ」（2回目、日比谷映画）
 
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