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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">&#039;70年代映画:③:1976年に見た映画 (Part 1)</span>


 
勢いに乗って、年代ごとに観賞映画の記録を記事にしている。
これは、「黒革の手帖」が無くなってもいいように「記録用を兼ねている」(笑)。
 
1976年という年も、かなり劇場で映画を見ていた。学生時代の4年間を除けば最も見ていた年かもしれない。どうでもよい映画も”若干”含まれていたので、それらは割愛した。合計では、100本前後だったろう。
 
当時の「fpd黒革の手帖」によると、洋画・邦画のベスト10は、以下のような作品だった。洋画では、NYの夜の街を描いた「タクシー・ドライバー」と白昼の銀行強盗を描いた「狼たちの午後」が印象に残る年だった。
 
タクシー・ドライバー」のデ・ニーロと「狼たちの午後」のパチーノは共に「ゴッドファーザー」で名演を残しているのがおもしろい。邦画は、山崎豊子原作の重厚な作品「不毛地帯」だった。ロッキード事件がまさに世間を騒がせていたときで、タイムリーな作品だった。

 
1976年の洋画マイベスト10
「タクシー・ドライバー」
グリニッジ・ビレッジの
  青春」
「大地震
ジョーズ
「ファミリー・プロット」
 
1976年邦画マイベスト10
不毛地帯
「ある映画監督の生涯」
「北の宿から」
「屋根裏の散歩者」
男はつらいよ 葛飾立志編」
「俺たちの時」
「ひとごろし」
 
これらも含めて、日付順には、以下のような作品を見ていた。
 
2月初め、NY勤務から戻ったばかりで、さっそく映画館通いだった()
216日「喜びも悲しみも幾年月」(リバイバル、丸の内東映
36日「チャップリンのサーカス」「タワリング・インフェルノ(2回目)(有楽シネマ)
37日「地獄拳大逆転」「新幹線大爆破」(新宿昭和館
313日「狼たちの午後」(東劇)
321日「男はつらいよ 葛飾立志編」(銀座文化)
328日「女の園」「永遠の人」(並木座
43日「ナッシュビル」(新宿アカデミー)(2回目)
45日「」(新宿アート・ギャラリー)(2回目)
  ・・・ペーター・ローレの怪演!
410日「レマゲン鉄橋」(新宿ロイヤル)
416日「花嫁の家族」(試写会、久保ホール)
418日「地上最大のスーパーチャンピョン
  (テアトル銀座)
53日「危険を買う男Der Gleifer
  (西ドイツ←まだ東西分裂)
515日「暗闇にベルが鳴る」(銀座文化)
  「雨月物語」「ある映画監督の生涯」(並木座)…普通に3本見ていた(笑)。
517日「グリニッジ・ビレッジの青春」(試写会・久保ホール)
523日「カサブランカ」(2回目)「第三の男(2回目)/渋谷全線座)
66日「シャンプー」「シンデレラ・リバティ」(パール座)
622日「ジャイアン」(リバイバル、試写会/久保ホール)
626日「続・人間革命」(千代田劇場)
71日「暴行魔」ほか2(渋谷パール座)
74日「ゴッドファーザーPART II」(2回目)「地震」(2回目)(荏原オデオン)
710日「天地創造」(テアトル銀座)
717日「O嬢の物語」「逢いびき」「キートンの蒸気船」(3本立て、荏原オデオン)
718日「ベンジー」(有楽町・シネマI)
721日「太陽がいっぱい」(試写会、労音会館)
723日「ヒンデンブルク」(松竹セントラル)
83日「ロッキー・ホラー・ショー」(試写会/久保ホール
814日「不毛地帯」(新宿)、「日活ロマンポルノ3本」(タイトル失念・爆)
822日「男はつらいよ(17)猿飛佐助
 
(つづく)