勢いに乗って、年代ごとに観賞映画の記録を記事にしている。
これは、「黒革の手帖」が無くなってもいいように「記録用を兼ねている」(笑)。
1976年という年も、かなり劇場で映画を見ていた。学生時代の4年間を除けば最も見ていた年かもしれない。どうでもよい映画も”若干”含まれていたので、それらは割愛した。合計では、100本前後だったろう。
当時の「fpdの黒革の手帖」によると、洋画・邦画のベスト10は、以下のような作品だった。洋画では、NYの夜の街を描いた「タクシー・ドライバー」と白昼の銀行強盗を描いた「狼たちの午後」が印象に残る年だった。
「タクシー・ドライバー」のデ・ニーロと「狼たちの午後」のパチーノは共に「ゴッドファーザー」で名演を残しているのがおもしろい。邦画は、山崎豊子原作の重厚な作品「不毛地帯」だった。ロッキード事件がまさに世間を騒がせていたときで、タイムリーな作品だった。
1976年の洋画マイベスト10:
①「タクシー・ドライバー」
②「狼たちの午後」
③「ナッシュビル」
④「グリニッジ・ビレッジの
青春」
⑤「キングコング」
⑥「大地震」
⑦「カッコーの巣の上で」
⑧「大統領の陰謀」
⑨「ジョーズ」
1976年邦画マイベスト10:
①「不毛地帯」
②「ある映画監督の生涯」
③「新幹線大爆破」
④「愛のコリーダ」
⑤「犬神家の一族」
⑥「北の宿から」
⑦「屋根裏の散歩者」
⑨「俺たちの時」
⑩「ひとごろし」
これらも含めて、日付順には、以下のような作品を見ていた。
2月初め、NY勤務から戻ったばかりで、さっそく映画館通いだった(笑)。
4月5日「M」(新宿アート・ギャラリー)(2回目)
・・・ペーター・ローレの怪演!
4月16日「花嫁の家族」(試写会、久保ホール)
4月18日「地上最大のスーパーチャンピョン」
(テアトル銀座)
5月3日「危険を買う男(Der Gleifer)
(西ドイツ←まだ東西分裂)
6月6日「シャンプー」「シンデレラ・リバティ」(パール座)
6月26日「続・人間革命」(千代田劇場)
7月1日「暴行魔」ほか2本(渋谷パール座)
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(つづく)