
インド映画「バーフバリ」シリーズの第1作「バーフバリ 伝説誕生」(2015)を遅ればせながら見た。第2作「バーフバリ 王の凱旋」は見ているので、バーフバリの生い立ちから理解できる。
この映画の醍醐味は、そのスケールの巨大さと映像。インドの神話とアクションを組み合わせて、お家騒動ともいうべき、王家の宿命・裏切り・復讐などが描かれる。そして、息子が父の真実へ辿り着くという構図。
舞台となるのは、古代インド風の架空世界。巨大な王国マヒシュマティは長年、戦争と陰謀に揺れている。そうした中で、王位継承を巡って権力闘争が続いている。
民衆は「勇敢な王=バーフバリ」を伝説的な存在として語り継ぐという、神話+歴史ロマンというファンタジーの世界が描かれる。


物語を一言で言うと、滝の麓で育った青年シヴドゥが、滝の上の世界で女戦士アヴァンティカ(美貌に引き込まれる!)と出会い恋に落ち、彼女を助けるために暴君の王国へ乗り込む中で、自分が伝説の王子バーフバリであり、実の母が25年間幽閉されていることを知る物語。
<ストーリー>
赤ん坊が滝の下で偶然助けられ、森の民に“シヴドゥ”として育つ。やがて青年になった彼は、自分の出自を知るため王国へ向かう。
そこでシヴドゥ(プラバース)は、実は自分は亡き王子「アマレンドラ・バーフバリ」の息子で、王国を横暴に支配するもう一人の王子バラーラデーヴァ(ラーナー・ダッグバーティ)の甥であることが判明。
物語は父の死の真相と、復讐・奪還へとつながっていく。
・・・
王国「マヒシュマティ」は、巨大で強力な軍事国家であり、王位は血筋+民衆の支持が重視される。実権は王族と摂政が握り、政治・軍事・宗教が密接にかかわっていて、巨大な宮殿と城壁、戦象、巨大兵器など壮大な世界観が特徴。


絶対的な権力を持つ王家を束ねる女摂政シヴァガミ(ラムヤ・クリシュナ)は、自身が語る言葉が法律となるほどの力があり、国王になる可能性のあるシヴドゥとバラーラデーヴァの2人の中から、策略で敵を倒してきたバラーラデーヴァでなく、バーフバリを指名する。


「100人の敵を殺すことは英雄ではあるが、1人の人間を助けるのは神だ」というのがその理由。ここに、バーフバリの伝説が誕生した。

<主な登場人物>
■シヴドゥ/マヘンドラ・バーフバリ、アマレンドラ・バーフバリ:プラバース…バーフバリの息子。滝の下で育てられた青年。実は伝説の王子アマレンドラ・バーフバリの子。
■アマレンドラ・バーフバリ:バーフバリの父。正義感が強く民衆に慕われた元王子。王位争いの末、命を落とす。
■バラーラデーヴァ:ラーナー・ダッグバーティ…バーフバリの叔父。アマレンドラのライバルで、残忍な王子。現在の王で、民を恐怖で支配する。
■シヴァガミ:ラムヤ・クリシュナ…王家を束ねる女摂政。アマレンドラとバラーラデーヴァの育ての母。誰よりも権力を持つ。
■デーヴァセーナ:アヌシュカ・シェッティ…アマレンドラの妃でシヴドゥの母。現在は25年間も投獄されている。
■アヴァンティカ:タマンナー・バティア…滝でシヴドゥが出会う美人戦士。

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