
映画「ポーカーフェイス 裏切りのカード」(原題:Poker Face、2024)はオスカー俳優ラッセル・クロウが監督・主演を務めたサスペンススリラー。
映画の冒頭は、サスペンス映画のはずなのに別の映画かと思わせるような「スタンド・バイ・ミー」を彷彿とさせるシーンが続いていく。
無鉄砲な少年らの青春時代をみずみずしく映し出すのだ。
時代が現代に切り替わると、数十年ぶりに再会した幼馴染たちがポーカーを始める。ポーカーを主催した人物は、財を築いており、何のために幼友達たちを呼び寄せたのか。
そんな中、偶然にも、強盗一味が侵入し、事態が急変、予測不能な展開となっていくのだった。
最初は「友情の再会」と思わせながら、徐々にその裏側に潜む幼馴染たちの抱える闇が露わになる、まさに「仮面の下の本性」という映画タイトルが示すところとなる。




<ストーリー>
主人公のジェイク(ラッセル・クロウ)は、オンライン・ポーカーゲームを開発して巨万の富を得た大富豪。
ジェイクは、疎遠だったマイケル(リアム・ヘムズワース)、ドリュー(RZA)など幼なじみたちを自宅に招待し、大金を賭けたポーカーゲームを提案する。
最初は懐かしい昔話に花を咲かせる和やかなムード。しかしやがて参加者たちは発熱や吐き気に襲われ、ジェイクは「毒を盛った」と告げる。
このポーカーゲームは単なる「遊び」ではなく、ジェイクによる「復讐」と「決着」の場だった。
さらに事態は予想外の方向へ。予定されていたゲームの進行どころか、武装した侵入者の乱入により状況は混迷。
かつての友人たちの秘密や罪が暴かれていき、単なるギャンブルでは済まされない命を賭けたサバイバルへと様相を変えていく。
この映画はラッセル・クロウにとっては、二作目の監督作品。クロウは主演の他に共同脚本も兼務。
さらに、劇中で歌われる曲のほとんどがクロウのオリジナルで、演奏も自身のバンド、インドア・ガーデン・パーティが担当。
まさにラッセル・クロウによるラッセル・クロウのための渾身の映画といえる。

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<主な登場人物>
■ジェイク:ラッセル・クロウ…オンライン・ポーカーゲームで財を成した大富豪。職業を聞かれると「ギャンブラー」と応える57歳。余命を宣告されている。幼なじみたちを邸宅に招き、ある目的のためにゲームを提案する。
■マイケル・ナンカーヴィス:リアム・ヘムズワース…ジェイクの幼な友達。
■ドリュー:RZA…ジェイクの幼な友達。
■アレックス:エイデン・ヤング…ジェイクの幼な友達。
■侵入者(強盗集団)…武装して邸宅に乗り込む。高値が付きそうな絵画を盗もうと侵入。
■ペネロペ:エルサ・パタキー…ジェイクの妻。
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サスペンス × クライム × ギャンブル:ただのギャンブル映画ではなく、ミステリ・サスペンス、クライムドラマ、スリラー、復讐劇といったジャンルをミックス。予想不能な展開が続く。
人間の脆さや弱さ、嫉妬、裏切りと欲望が、ポーカーの駆け引きや命がけのゲームの中で浮き彫りになる。
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