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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ディック&ジェーン」(原題:Fun with Dick and Jane、2005)ジム・キャリー主演のドタバタコメディ。

映画「ディック&ジェーン」(原題:Fun with Dick and Jane、2005)をNetlixで見る。劇場公開時は副題に「~ 復讐は最高!」とあった作品で、1977年の「おかしな泥棒 ディック&ジェーン」のリメイク作品。主演がジム・キャリーとくれば、コメディであることがすぐわかる。気楽に見られるところがいい。

 

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この映画は、2001年に起こったエンロン事件をベースにしている(※)。 

映画は、倒産しそうな会社のトップ(CEO)(アレック・ボールドウィン)が、会社の見通しを発表する経済番組に、善良だが能天気にも見えるディック(ジム・キャリー)をにわか広報本部長に抜擢してお茶を濁そうとしたのだった。

ところが、粉飾決算が露呈すると、会社は倒産、従業員らが路頭に迷うことに。ディックも、家の経済状況はどんどん悪化し家財道具を売り払い、車は中古のポンコツを買い、ディック、ジェーン(ティア・レオーニと一人息子ビリー・ハーパーアロン・マイケル)の3人はどん底の生活を送ることになるのだった。

何としても職にありつこうとディックは仕事の面接を受けるがことごとく失敗。ついに、ディックは移民に紛れて日雇いの仕事を探すが…。

            塗装の一日の日雇い仕事に行列

いよいよ追い詰められたディックは強盗をすることを決意。このあたりは「ボニーとクライド」(「俺たちに明日はない」)へのオマージュ/パロディ)。コンビニ強盗に入ったが、結局、物は盗まず「フラッペ」の飲み逃げ。

そうこうするうちに、グローバーダイン社のCEOの財産をディックとジェーンが取り返して、従業員たちの救済基金にすることに成功したというお話。従業員らは、小切手を受け取り大喜びでめでたしめでたし。

映画のエンドロールでは、「協力に感謝」として、エンロンワールドコム、タイコ(旧AMP)、アデルフィア、イムクローン、アーサー・アンダーセン、センダント、ヘルスサウスといった倒産企業のCEOの名前が流れる、という痛烈な皮肉。

 

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ジム・キャリーのコメディ・センスがはじけた作品。共演のティア・レオーニがダンナに従っている良妻賢母に見えるが、ダンナ以上に度胸と根性があるところがいい。なんといっても、さわやかな美貌(笑)。

アレック・ボールドウィンの悪徳ぶりも堂に入っている。

<主な登場人物>
ジム・キャリー :ディック・ハーパー…IT会社社員。真面目で善良、どちらかといえば小心者。広報本部長に抜擢されるが、会社倒産で失業。
ティア・レオーニ :ジェーン・ハーパー…ディックの美人妻。旅行代理店勤務。度胸があり頭の回転も速い。
アレック・ボールドウィン:ジャック・マカリスター…IT 会社のCEO。強欲・自己中心的・無責任。粉飾決済がバレる前に会社資産を個人名義に移そうと画策。
リチャード・ジェンキンス :フランク・バスコム…IT会社CFO(財務最高責任者)。気弱で真面目、要領が悪いが根は善良。
アロン・マイケルビリー・ハーパー…ディック&ジェーンの一人息子。無邪気で素直。
アンジー・ハーモン:ヴェロニカ・クリーマン
ジョン・マイケル・ヒギンズ


(※)エンロン事件というのは、アメリカの大手エネルギー企業エンロンによる巨額の不正会計(粉飾決算)事件のこと。
エンロン・ショック」とも呼ばれ、世界の株式市場と企業統治に大きな衝撃を与えた。海外事業の失敗による経営悪化を隠すために、特別目的会社(SPC)を利用して簿外取引を行い、利益や負債を操作し、最終的に巨額の負債を抱えて破綻した事件だ。

www.youtube.com

ジム・キャリー出演のお気に入り映画①:

fpd.hatenablog.com

ジム・キャリー出演のお気に入り映画②:

fpd.hatenablog.com

ジム・キャリー出演のお気に入り映画③:

fpd.hatenablog.com

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