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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「福袋」争奪戦: ”命がけで”突進する人々。まるで「戦火の馬」(?)</span>


「戦火の馬」日本版予告編
 

     ↑必死に「福袋」をだき抱え、死んでも離すまいとする”戦火”の女性たち。
 
「福袋」が正月には話題になるが、あまり関心がない。
 
TVを見ていたら、東京の三越高島屋、プランタンなどの有名デパートの「福袋」をGETしようと、前日から並ぶ人たちが。家族3人で、だれが、どの場所へ突進するかの「作戦会議」を綿密に打ち合わせをする人たちも紹介されていた。「こういう作戦で行こうね」と確認し合っていた!「ノルマンディー上陸作戦か?」。
 
東京・銀座の主要デパートでは、どこも、5,000人規模の行列が・・・。
 
「”福袋”を手に入れるためには、命がけです」と言ってのける女性。
「福袋歴?20年になります」という40代後半のご婦人。
「これから戦いに行ってきます」と戦争に参加するような発言まで。
なぜか、女性陣にまじって、福袋を競争で奪い取ろうとする中年のおっさんも
(奥さんから、必ずゲットするようにという厳しい「業務命令」が出ているのか、自発的にプレゼントをしようというのかわからないが・・・)。
 
なかには、10,000円で購入した福袋をオークションに出して、早くも15,000円の値付けがついているという光景も紹介されていた。(プレミアで儲けるために購入する人も?)
 
確かに、100,000円相当の品が10,000円で買えるとなれば、「手に入れたい」という衝動はわからないでもないが(爆)。
 
テレビの解説者いわく。
アメリカでは考えられない日本独特の光景だという。
かの地では20ドル、30ドルといった必要なものだけを購入するのだという。
 
日本では、激安というだけで、必要・不必要はお構いなしに、とりあえず購入するというのが多いようだ。
 
ある店では、福袋の奪い合いで、袋が破れてしまうほどで、10,000円の福袋が2分もしないうちに売り切れになったとか。

 
驚いたのは、福袋を10個以上も買い占めて、合計「22万円」支払ったという人もいた。
 
戦火の馬」のように、たくましい日本人の姿を見た(←しかし、その中に、日本人のあさましさも垣間見えた。爆)
        
                    「おまえは福袋のために
                     走ったんじゃないよな?」
                「違う、希望のために走ったんだ」