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映画「遠すぎた橋」(原題:A Bridge Too Far、1977):  映画の名セリフ。

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映画「遠すぎた橋」(原題:A Bridge Too Far、1977)を再見した。
約40年前の映画だが、オールスターキャストの映画で、この映画以降、これだけのトップクラスの俳優をずらりと揃えた映画を知らない。
 
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 この映画には、いくつか印象的なセリフが出てくるが、なんといっても、これだろう。
 
「ただ橋が遠すぎただけだ」
(原文:”The Bridge is too far” )
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このセリフは映画の最後に登場する。

映画は「マーケット作戦」について描いているが、その司令官であるフレデリック・ブラウニング中将(ダーク・ボガード)が、作戦が失敗したにも関わらず、現場の指揮官であるロイ・アーカート少将(ソーン・コネリー)に言うセリフだ。

この言葉の前に、中将は、少将に対して「皆によろしく伝えてくれ」というと、少将は「8,000人も亡くなっているんです。眠れません」と答える。これに中将は「(上層部は)90%満足していた」と淡々と語るのだ。「満足していたですって」と聞き返す少将。

 

このあとに続く言葉だった。

そして画面は、大量の負傷兵の姿が映し出される。

一方、オランダでは民間人であるヤン・スパンダー医師(ローレンス・オリビエ)は、目に光るものを見せ、戦火で崩壊して跡形もなくなった家を後にして、手押し車に家財を積んで夕焼けの中に消えていく。見事な反戦映画と言える。

一家が移動する姿は「屋根の上のバイオリン弾き」でユダヤ人でテビエ(トポル)一家が故郷アナテフカを追われていく光景にダブって見えた。

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■映画はマーケット・ガーデン作戦とは・・・。
第二次世界大戦中の1944年9月に行われた連合国軍の作戦。
連合軍がドイツ国内へ進撃する上で大きな障害となるオランダ国内の複数の河川を越えるために、空挺部隊を使用して同時に多くの橋を奪取する作戦のこと。同時にオランダの港湾施設を使用可能状態にして、補給線が伸びきっていた連合軍の兵站問題を解決する上で重要な作戦でもあった。 
 
連合軍は途中のナイメーヘンのライン橋の占領までは成功した、空挺降下計画の稚拙さと強引さ、補給の途絶など悪条件が重なり、損害が予想以上に拡大した。作戦の最終到達点であったアーネム(アルンヘム)の最後の橋は、イギリス軍の第1空挺師団が壊滅するなどしたために確保できず、作戦は失敗に終わったのだった。 
 
ノルマンディー戦以後、負け無しの進軍を続けていた連合軍は、このつまずきによって進軍速度を大幅に落とすことになった。
 
兵站(へいたん)問題(=後方支援・補給活動)を強引に解決するための性急な作戦だった上に、空挺降下地点であるアルンヘム周辺に、ドイツ軍の有力な実戦部隊である第9SS装甲師団第1降下猟兵などが一時駐留していたという不運も重なった。
 
対するドイツ軍も連合軍の空挺降下を予想してはいたが、初期の混乱などから万全に対処できたとは言い難く、連合軍の不手際に助けられて辛うじて撃退できた。本作戦で連合軍は最終目標こそ達成できなかったが、スヘルデ川北岸地域に至る重要なルートを確保し、スヘルデの戦いの成功に繋がった。
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落下傘部隊の映像は、まるで空中にきのこでも生えたような映像で迫力があった。
■簡単なストーリー:
第二次世界大戦、ノルマンディー上陸作戦から3ヵ月後。
連合国軍内では、アメリカのパットン将軍とイギリスのモントゴメリー元帥の戦功争いが露骨なまでに激しくなっていた。そんな中、モントゴメリーは迅速なるドイツ進撃を謳った「マーケット・ガーデン作戦」を立案する。空挺師団と機甲師団を合わせたこの大計画は成功の可能性が低いとされながらも、イギリスに配慮した連合軍最高司令官アイゼンハワーは作戦を承諾する…。
 
■出演陣の豪華さ:
 
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          マイケル・ケインエドワード・フォックス、ダーク・ボガード
 

主な出演者は、ショーン・コネリーロバート・レッドフォードダーク・ボガードライアン・オニール、ローレンス・オリビエ、ジーン・ハックマンマイケル・ケインアンソニー・ホプキンス、マクシミリアン・シェル、ジェームズ・カーンエドワード・フォックス、リヴ・ウルマン、ハーでイー・クリューガー、エリオット・グールドアンソニー・ホプキンス、ジェームス・カーンなど。

監督は、リチャード・アッテンボロー

音楽:ジョン・アディソン

上映時間:175分

日本公開:1977年7月2日